フルタイムワーママ、塾なし家庭学習8年目。「小学校から返却されたテスト」の使い方
フルタイム共働きで、保育園児から中学生まで4人の子どもを育てています。第一子が小学校に入学したタイミングから「教育費をかけ過ぎないよう、できるところまでは学習塾には行かず、自宅で家庭学習を進めよう」と思い、塾なし家庭学習8年目になります。
今日は、小学校から子どもが持ち帰ってくるテストの使い方についてご紹介します。夏休みも明け、またポツポツとテスト結果を持ち帰ってくるようになりました。テストが返ってきたら、「どこを間違えたのか」「どのような問題が苦手なのか」を振り返るチャンスです。
子どもは「ちょっとミスしただけ」「分かっていたんだけれど間違っちゃった」と言うことがあると思いますが、ミスする場所は「これからも確実にミスしやすい場所」。間違いには理由があり、単なるミスはまずないと考えています。たとえば算数であれば、「単位変換が苦手」「繰り下がりの計算でよく間違える」など、間違いの背景にひそむ理由があるのです。
テストで間違った問題には、解答欄にペタリと付箋を貼ります。付箋は大きめのものから中くらいのものまで用意していて、書き込んだ答えや直しが透けて見えないように、付箋は2枚重ねて使っています。
そして、付箋を貼ったテストはクリアファイルにためておきます。管理をラクにしたいので、パンチで穴を開けてファイリングする等のことはしていません。ただ、クリアファイルに挟むだけ。
ある程度溜まってきたら、子どもにテストを渡して、付箋を貼ってある部分を解き直させます。正解すればそのテストは処分し、また間違った場合は正しく答えられるまで繰り返します。
テストの復習方法は色んな方法がありますが、「手間なくできることがいちばん!」と、この方法にたどり着きました。手間がかかると、そのまま復習せずにためるだけためてしまい、結局捨ててしまうことになるからです。
間違いをそのままにしていて、次に自然と正解できることはまず望めません。そして、子どもが自分でテストの間違いをやり直すことはなかなか難しい。そうであれば、親がいちばん簡単な方法でテスト直しをサポートしてあげるのがよいと思います。
持ち帰ったテストを利用して、間違った問題はとにかく簡単な方法で振り返る。ぜひ一度試してみてください^ ^。
文・写真 ベリー
子ども4人、実家遠方のフルタイム共働き、60平米賃貸マンションに6人暮らし。ブログ「ベリーの暮らし」(外部リンク)を毎日更新。ラクして部屋が整う工夫、簡単にご飯を用意する方法を考えることが大好き。教育費を抑えつつも成績上位キープを目指して、塾なし家庭学習8年目の日々などを綴っています。
Instagram: berry.kurashi(外部リンク)