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4人子育て中、塾なし家庭学習8年目。家庭学習スタート時に「何よりも先に」練習するもの

ベリーブロガー

中学生から保育園児まで、4人の子どもを子育て中です。上の子たちは小学校に入学したタイミングから家庭学習を始め、学習塾には通わずに、ずっと家庭学習のみで進めています。

上の子たちふたりは中2と小5になりましたが、中2の長男は都内の公立中学校でずっと学年1位をキープしています。小5の長女の小学校の成績も順調です。

上の子たちは小学校入学時から家庭学習を始めました。けれど、保育園児の下の子たちは少し早めにスタートすることにしました。

家庭学習を早める理由は、上の子たちの時に比べて私の時間的余裕がないためです。上の子たちが小学校へ入学した時には私は時短勤務などで、まだ時間に余裕がありました。今はフルタイム勤務に戻していること、さらに私は40代に入っていて、いつプレ更年期が始まって体調が下り坂になるかも分かりません。

時間的余裕と自分自身のこれからの体調を思うと、下の子たちの家庭学習は早めにスタートした方がいいかもしれない・・・と考えたのです。

下の子たちの教材には、はじめ、ひらがなドリルを買ってきました。特に6歳次男の場合、『かいけつゾロリ』や『おばけのアッチ』シリーズをすらすら音読、黙読できるくらいひらがなとカタカナを読めるので、今度は書けるように練習しようと思ったためです。

ところが。鉛筆を握ってお手本のように文字を書く、となると、ひらがなをすらすら読める次男もスムーズに書くことができませんでした。鉛筆が思うように動かず、ストレスを感じる様子だったのです。はじめの数文字で嫌がる様子を見て、ひらがなのドリルは10分もかからず中止しました。

まずは鉛筆を動かす練習、つまり「運筆」練習が先だと思い、迷路や点つなぎなど、運筆を練習できるドリルに変えました。また、ひとりひとつ持っていた鉛筆ホルダーも追加で購入。箸を上手に持つ練習をするために矯正箸を使うように、正しく鉛筆を持つ練習をするときにも、鉛筆が正しく持てるようサポートするグッズを使おうと思ったのです。どの鉛筆を持ってもホルダーがついているように、いくつも購入しました。

鉛筆を自在に動かせないなら、まず大切なのは運筆練習。適切な筆圧でゆっくりと丁寧に書くことを学ぶことが先です。家庭学習の最初には、まず何よりも、「鉛筆を自在に動かせて、鉛筆を使うことにストレスを感じないこと」が何よりも大切なのです。

未就学児のプレ学習は親が横についてしっかり見てあげる必要があります。何かをしながらというわけにはいかないので、わが家の場合は私の仕事が休みの土日くらいしかできませんが、「鉛筆を疲れることなく自在に扱えること」は今後の学習に大きく響く重要なポイント。焦らずゆっくり練習していこうと思います。

文・写真 ベリー

子ども4人、実家遠方のフルタイム共働き、60平米賃貸マンションに6人暮らし。ブログ「ベリーの暮らし」(外部リンク)を毎日更新。ラクして部屋が整う工夫、簡単にご飯を用意する方法を考えることが大好き。教育費を抑えつつも成績上位キープを目指して、塾なし家庭学習8年目の日々などを綴っています。

Instagram: berry.kurashi(外部リンク)

ブロガー

共働き&子ども4人、家庭学習9年目。家庭学習の進め方や使っているドリル、都内60㎡賃貸マンションでの6人暮らしで生み出しているラク家事・ラクごはんの工夫など、ブログやInstagramで発信しています。著書:『子供4人 共働き 賃貸60㎡で シンプル丁寧に暮らす』(すばる舎)。

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