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フルタイムワーママ、4人の子育て。上の子たちに守らせている「スマホのルール」

ベリーブロガー

フルタイム共働きで、中学生から保育園児まで4人の子どもを育てています。子どもたちの中で、中2の長男と小5の長女は、数年前からスマホを持っています。

スマホを持たせた理由は、学校から帰宅した後の子どもたちの動きを把握するためです。学校から帰ってきたら、「ただいま」と家族LINEに連絡。遊びに行くなら、「○○と□□で△時まで遊んでくるね」。そして遊びから帰ってきたら、また「ただいま」。私と夫も、仕事が終わったら「今から帰るね」と家族LINEに連絡します。

スマホはとても便利です。けれど、使い方次第では時間が溶けるようになくなってしまいます。そのため、スマホを持たせるときに次のようなルールを決めました。

1.自宅にいる間は、スマホ置き場に置いておくこと

長男も長女も、基本的には自分のスマホ置き場にスマホを置いています。手元にスマホを置いていいのは、勉強に使う時だけです。

たとえば長男であれば英単語や英語長文の音声を勉強するとき、ダウンロードしたアプリで聴いている間は自分のそばに置いてOKとしています。それ以外はLINEの通知などで気が散らないように、自分のスマホ置き場に置いておくのです。

2.LINEなどに返信する時間は最小限にする

友達とのメッセージのやり取りでは、すぐ反応すると集中力が散漫となり、家庭学習が思うように進まないのは火を見るよりも明らかです。そのため、家庭学習の休憩時間など、何かの区切りのときだけ確認して返信するよう伝えています。

3.寝床にスマホを持ち込まないこと

これも非常に重要です。寝るときにスマホが手を伸ばせばとどく距離にあれば、SNSやらLINEやらニュースやら情報やら・・・色んなことが気になってついついスマホを見てしまうことでしょう。そうすると、眠りが浅くなりますし、常に通知が気になる状態が続きます。

子どものうちは特にそうなることを避けたいと考えて、このルールも徹底しています(その代わり、目覚まし時計をひとりに1つずつ買いました)。

上の子たちは、今のところ、このルールを守ってスマホを使っています。ルールを守っているのは、スマホを手にしたその日から、私や夫が「スマホは暮らしになくてはならないもの。けれど、スマホに自分が"使われる"のではなく自分がスマホを"価値を生み出すために使う"こと」と、折に触れて話していることもあるからだと思います。

使い方を親がどこまで管理するのかは各家庭によるかと思いますが、わが家の場合は、「親が使用料金を払っている間は親の定めたルールでいい」と考えています。

文・写真 ベリー

子ども4人、実家遠方のフルタイム共働き、60平米賃貸マンションに6人暮らし。ブログ「ベリーの暮らし」(外部リンク)を毎日更新。ラクして部屋が整う工夫、簡単にご飯を用意する方法を考えることが大好き。教育費を抑えつつも成績上位キープを目指して、塾なし家庭学習8年目の日々などを綴っています。

Instagram: berry.kurashi(外部リンク)

ブロガー

共働き&子ども4人、家庭学習9年目。家庭学習の進め方や使っているドリル、都内60㎡賃貸マンションでの6人暮らしで生み出しているラク家事・ラクごはんの工夫など、ブログやInstagramで発信しています。著書:『子供4人 共働き 賃貸60㎡で シンプル丁寧に暮らす』(すばる舎)。

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