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フルタイムワーママ、塾なし家庭学習8年目。「塾なし家庭学習」で気をつけるべきポイント(中学生)

ベリーブロガー

フルタイム共働きで、保育園児から中学生まで4人の子どもを子育て中です。上の子たちが小学校に入学したタイミングから始めた家庭学習は8年目。学習塾には通わずに、ずっと家庭学習のみで進めています。

上の子たちふたりは中2と小5になりましたが、中2の長男は都内の公立中学校で入学時から学年1位をキープしています。小5の長女の小学校の成績も順調です。

塾なし家庭学習で気をつけなくてはならないポイントのひとつに、「学習の方向性は合っているのか」ということがあります。

特に中学生の場合、わが家のように一般的な公立中学校に通っていると、中学校に入学してから丸3年経たないタイミングで、高校受験することになります。家庭学習では塾のように頻繁にテストがあるわけではなく、志望校に近づいているのかどうかを家庭で判断しなくてはなりません。

そのためわが家の場合は、定期的に模試を受けることで方向性を確認し、自分の位置をチェックして、今後どのように進めていくか考える材料にしています。

模試を受けると、どの教科のどの分野では得点でき、どの分野がまだ足りていないか、客観的に確認することができます。中2の長男の場合は、今は大体2か月に一度、塾外生でも受けることができる模試を利用しています。たとえば、早稲田アカデミーの「難関チャレンジ模試」や「首都圏オープン学力診断」、駿台予備校の「駿台中学生テスト」。

今時点では、「定期的に受ける」というスケジュールを重視しつつ、2か月に一度受けられるような計画を立て、有料・無料、どちらの模試も利用しています。

直近で受けた早稲田アカデミーの「開成国立Jr実戦オープン」では、5教科全体で偏差値60台前半という結果となりました。模試の問題の中には、難関校を目指す子どもたちが多い中のハイレベルな問題に、苦戦した教科もあります。結果として「まだ対策が必要」と判断した教科については、早速、市販の問題集や参考書を追加しました。

何かを補強するための教材を投入するタイミングは、「もっと伸ばす必要がある」と子ども自身が感じたタイミングが最適です。模試を受けることで、このタイミングを定期的に設けることができることも、模試を受けるメリットのひとつであると考えています。

家庭学習の方向性が合っているかどうかは、親が積極的にサポートしてあげたい部分です。それを判断するのに、模試はとても役立つはずです。

文・写真 ベリー

子ども4人、実家遠方のフルタイム共働き、60平米賃貸マンションに6人暮らし。ブログ「ベリーの暮らし」(外部リンク)を毎日更新。ラクして部屋が整う工夫、簡単にご飯を用意する方法を考えることが大好き。教育費を抑えつつも成績上位キープを目指して、塾なし家庭学習8年目の日々などを綴っています。

インスタでは、家庭学習を中心に発信しています。
Instagram: berry.kurashi(外部リンク)

ブロガー

共働き&子ども4人、家庭学習9年目。家庭学習の進め方や使っているドリル、都内60㎡賃貸マンションでの6人暮らしで生み出しているラク家事・ラクごはんの工夫など、ブログやInstagramで発信しています。著書:『子供4人 共働き 賃貸60㎡で シンプル丁寧に暮らす』(すばる舎)。

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