フルタイムワーママ、塾なし家庭学習8年目。毎日続ける理由と、続けるための工夫
フルタイム共働きで、保育園児から中学生まで4人の子どもを育てています。第一子が小学校入学時に「教育費をかけ過ぎないよう、できるところまでは塾に行かず家庭で進めてみよう」と始めた塾なし家庭学習は、8年目になります。
小学生の家庭学習でいちばん大切にしていることは、少ししか進められなくても構わないから「毎日続けること」です。
わが家は中学受験をしない選択をしていますので、受験に向けての勉強は、中学生になってからアクセルを入れることにしています。そのため、小学校の間はとにかく「家庭学習の習慣を身につけさせる」ことを第一にしています。
小5の長女の場合、毎日の家庭学習では国語と算数が中心です。特に「算数は必ずすること」と伝えていて、そのためにドリルの選び方も工夫しています。算数は問題集を2冊用意。1冊は文章題の問題集、もう1冊は集中すれば5分程度で終えることができるドリルです。
長女とは、どんなに宿題が多い日でも、どんなに機嫌が悪い日でも、必ず算数だけは少しでも進める約束をしています。どんな日でも算数に取り組むためには、5分で終えられるドリルを取り入れる。文章題の問題集であれば30分かかりますが、ドリルであれば短時間で終えられます。どうしても時間が取れない日は、ドリルだけでも進めます。
ただ、すぐ済むドリルなら何でもいいというわけではなく、「集中すれば5分10分で終えられるけれど、取り組めば取り組むほど着実に算数の基礎を固めらるドリル」を選ぶ必要があります。ここは私が書店やネットで色んなドリルを見比べて、長女に合う良書を選ぶようにしています。
少しだけでも毎日続けさせる理由は、「自分は毎日コツコツ勉強をしている、積み上げているんだ」という自分に対する自信につなげたいと考えているためです。
勉強を自力で進められるようになるためには、「自分への揺るがない自信」がとても大切になると思っています。そしてその自信を裏付けするのは、「自分は毎日やってきた」という日々の積み重ねなのです。
文・写真 ベリー
子ども4人、実家遠方のフルタイム共働き、60平米賃貸マンションに6人暮らし。ブログ「ベリーの暮らし」(外部リンク)を毎日更新。ラクして部屋が整う工夫、簡単にご飯を用意する方法を考えることが大好き。教育費を抑えつつも成績上位キープを目指して、塾なし家庭学習8年目の日々などを綴っています。
Instagram: berry.kurashi(外部リンク)