【文京区】享保2年創業、器初心者が惹き込まれたお店。手にするだけで暮らしが丁寧になるモノ選び。
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毎日ただなんとなく、同じ食器を使って生きている私です。
春日駅前の長らく建築中だったピカピカの建物を通ると、何故だか気になってしまった「会津屋」さん。

気になるけど、自分に「良さ」がわかるのだろうか?
緊張しつつも勇気を出していざ入店。
圧巻。

この日は阿部春弥さんの展示会、
スーっと惹き込まれたのはピンクのマグカップでした。

素人が感想を述べさせていただくのであれば、
初夏の日差しにピンクのYシャツが似合う男、
そんな出会いです。
カッコイイのにどこか可愛らしさがあるマグカップ。

お値段を見ると3,850円。
なんと自分でも手が届きそうな良心的価格設定でした。
このマグカップに合うお皿も欲しくなってしまい店内を徘徊。

しかしこのように食器類を購入したことがないため、一度退散しました。
これは何か目標達成とか自分へのご褒美だとか、
理由をつけて買う方向に持っていきたかったのですが、
店舗インスタグラムにアップされた本日最終日のお知らせで再来店。
阿部春弥さんのインスタグラムでは製作過程の動画も見られましたので、買う前から愛情が沸いてしまっています。
出会ってしまったマグカップと、手にしたことがない類の器を購入しました。


あとで店舗ホームページを拝見すると、もう両方大正解でした!
本展では、最近注力している鉄彩やピンク釉の作品をはじめ、幅広い種類の作品が並びます。
(「阿部春弥展のお知らせ」より引用)

現在は次の展示会がはじまっていますが、そのコンセプトの一部がこちら。
ふと惹かれるモノに出会ったとき、それを手にするきっかけは、そのモノから浮かぶ「暮らしのイメージ」であると考えました。
今回の展覧会ではそんなモノ選びのきっかけを改めて見つめ直す機会にしたいと考えています。
(SHAPE&DECORATION 加倉井秀昭・廣島晴弥 ガラス二人展のお知らせ」より引用)
これは、まさに私が今回経験したことで、
展示会の開催内容は違えど本当にその通り。
ただ在る物から、丁寧に扱いたい物、
そこから丁寧な暮らしへと導かれました。

器に合わせて、生姜をすりおろして緑も添えちゃいます。

お店に入るのがちょっと緊張する!という方は事前にオンラインショップやインスタグラムで商品を見てみるのもあり!とってもきれいな写真が並んでいます。
器の良さがわかる方はもちろんですが、
出所不明のお皿をなんとなく使っている方にこそ、一度訪れていただきたい会津屋さんでした。

※現在開催中の展示会情報は会津屋さんの公式サイトでご確認ください。
SHAPE&DECORATION 加倉井秀昭・廣島晴弥 ガラス二人展
- 2022年6月25日(土)~7月3日(日)
- 展覧会特設サイト(外部サイト)
会津屋[有限会社會津屋漆器店](外部サイト)
〒112-0002
東京都文京区小石川1丁目5番1号
パークコート文京小石川ザ・タワー PC-105
電話:03-3816-1222
創業年:享保2年(西暦1717年)
営業時間:11時〜19時
店舗インスタグラム(外部サイト)