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【宝塚市】わらび餅とプリンアラモードのミラクルコラボ!『ワラモー』が美味しすぎる

ぶらっと地域情報発信ライター(宝塚市)

毎年、わらび餅の季節になると楽しみにしているスイーツがあります。『菅屋』さんのオリジナル商品『ワラモー』は、和洋の美味しさがぎゅっと詰め込まれた欲張りスイーツ。一見、ふつうのわらび餅の奥にあるのは…!? 今回はその魅力に迫ります。

菅屋・山本店
菅屋・山本店

和・洋どちらも手がける懐の深さ

先日、水無月の記事でご紹介した菅屋さん。実は和菓子だけでなく洋菓子も販売しています。菅屋・山本店さんの暖簾をくぐれば、左側が和菓子ゾーン、そして右側が洋菓子ゾーンになっています。

和菓子ゾーンの季節商品棚
和菓子ゾーンの季節商品棚

洋菓子ゾーンのショーウインドウ
洋菓子ゾーンのショーウインドウ

さらにユニークなのが、この2つを組み合わせた和洋コラボ商品です。フルーツ大福をはじめ、小豆を組み合わせたケーキなどたくさんの種類が販売されています。

鮮やかなパッケージがすでに美味しそう
鮮やかなパッケージがすでに美味しそう

若い人にも和菓子を食べてもらいたい

コラボ商品を出しているのは、和菓子離れが続く昨今、何とかして和菓子を食べてもらいたいという思いから。そうした取り組みの中で10年以上も販売され、毎年人気なのが『ワラモー』です。
「召し上がっていただければ、絶対に美味しいと言ってもらえる自信がある」と、製菓技術者の菅井さん。

ユニークすぎる名前に思わず前のめり
ユニークすぎる名前に思わず前のめり

『ワラモー』の名前の由来は「わらび餅+プリンアラモード」。毎年買っているので、今ではすっかりお馴染みですが、はじめて見た時は「わ、わ、わらもー?」と3歩進んで凝視しました。でも、名前の由来はわかっても、肝心のプリンアラモードは隠れているので、真実(?)は、実際に買って確かめるしかないのです。

いただきます!

訪問した日はお昼過ぎでしたが、すでに残り1個。ぎりぎりでゲットです。和生菓子なので、すぐに帰宅していただきました。

今年初ワラモー
今年初ワラモー

ちなみに菅屋さんのわらび餅は、厳選された本蕨(わらび)粉を、毎朝、職人さんが焚き上げてつくる逸品。絶妙な弾力と優しい舌触りがお気に入りで、わらび餅だけでもよく購入します。余計な手を加えず、自然の味わいを丁寧に引き出した美味しさは間違いありません。

あとから蜜をかけて味変を楽しめます
あとから蜜をかけて味変を楽しめます

プリンアラモードは、なめらかでコクがあり、味の輪郭がくっきりとしたゴージャスプリンと、親しみやすく、でも上質な生クリーム&スポンジケーキがナイスマッチ。別々にいただいても十分に美味しい2つを一緒にいただくと…。

生クリームとスポンジケーキが良い仕事してます
生クリームとスポンジケーキが良い仕事してます

「ああ、うん、面白い!」
先日、初めてワラモーを食べた友人の言葉です。斬新すぎるコラボとのファースト・コンタクトは予想外過ぎて、アタマが馴染むのに少し時間がかかるのです。でも、食べていくうちに「アリかも?」となり、それが「…うん、美味しいな!」に変わったら、もうワラモーの虜です。

この楽しい組み合わせは、まかないから生まれたそう。和菓子と洋菓子を並べて別々に食べていたのを、ある日、組み合わせて食べてみたら美味しいことに気が付いたのだとか。伝統を守りつつ、でも枠にとらわれないアバンギャルドな試みは、菅屋さんのスイーツに対する愛情と、職人としてのたくましさを感じますね。

ほかにも愉快なコラボスイーツがいっぱい。でもワラモーも捨てがたい。菅屋さんにお邪魔するたび、いつも楽しく悩んでいます。

こちらも気になるコラボスイーツ
こちらも気になるコラボスイーツ

店舗情報

寶菓匠 菅屋
■ 宝塚市山本東3-9-4
■ 営業時間:山本店 9:00~19:00/本店 9:30~17:30
■ お問い合わせ:0797-89-0980(山本店)/0797-86-4748(本店)
■ 定休日:月曜日(但し祝祭日は営業 翌火曜日を振替休日とさせて頂きます)
公式インスタグラム

地域情報発信ライター(宝塚市)

カフェ、庭園、美術館、ときどき神社。新しい出会いを求めて、カメラ片手に足の向くまま、気の向くまま。歴史のあるまち、宝塚の「いま」をお届けします。

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