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ディーラーが作った軽キャンピングカー「クオッカ・ワナビー」はハイゼット軽トラックのパネルバンベース!

キャンピングカーライフモータージャーナリスト

ディーラーが作った軽キャンピングカー「クオッカ・ワナビー」の詳細動画はこちらから↓

本当の意味での「ディーラー製」軽キャンパー!

こんにちは。モータージャーナリストのKです。軽キャンピングカーに限りませんが、キャンピングカーのほとんどは「コーチビルダー」と呼ばれる専門のカスタマイズメーカーが製作しています。

「でも、自動車ディーラーでキャンピングカーを売っていたよ」という声もあるかと思います。その場合でも、実はディーラーはコーチビルダーからキャンピングカーを仕入れています。ディーラーがコーチビルダーからパーツだけを購入し、自社で組み立てを行うパターンもあります。

しかし、この「クオッカ・ワナビー」は、ダイハツディーラーであるミシマダイハツが構想・製作した正真正銘のディーラー製軽キャンパーです。ミシマダイハツは、ダイハツディーラーであるだけでなく各コーチビルダーのキャンピングカーのディーラーでもあります。

ミシマダイハツがそれだけのノウハウを持ってたからこそ、世に出てきたモデルとも言えます。

レアなパネルバンベースのキャンピングカー

一口に軽キャンパーと言っても、通常は4種類のカテゴリに分けられます。ひとつはバンベースの「バンコン」、軽トラックベースの「キャブコン」、軽トラの荷台に乗せるだけの「トラキャン」、そして「キャンピングトレーラー」です。

ところが、ハイゼットトラックのパネルバンをベースにしたクオッカ・ワナビーはそのどれにも当てはまりません。強引にカテゴライズするならキャブコンの範疇かとは思いますが、新しいジャンルの軽キャンパーです。

ミシマダイハツのほかにも、数社パネルバンベースの軽キャンパーを作るコーチビルダーはありますが、実にレアな存在です。

強烈なインテリア

クオッカ・ワナビーの室内は総ヒノキ作りです。室内に入ると、ヒノキの良い香りがほのかに漂っています。

それだけでも個性的ですが、このモデルの面白いのは3種類のパレットの組みかえにより、ダイネットモード、フルフラットモード、デスクワークモードなどレイアウトの変更が自由自在にできることです。

装備面でも攻めており、普通に車中泊を楽しむだけの基本電装は標準で備わっています。さらに12VのDCクーラー装備や鉛バッテリーからリチウムイオンバッテリーへの変更、アクリル2重窓の装備も可能です。

さらに、クオッカワナビーを詳しくお知りになりたい方は、冒頭のYou Tube動画をご覧になっていただけると幸いです。

モータージャーナリスト

アウトドア好きのモータージャーナリスト"K"と愉快な仲間たちが、独自取材網でキャンピングカーのスクープやインプレッション、マニアックな視点のレポートなど、キャンピングカーの話題をやわらかくアップしていきます。You Tubeもあわせてご覧になっていただけると、よりお楽しみいただけます。

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