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前代未聞の3段ベッド軽キャンパー解説!ロードセレクト・コンパクトが独創的アイデアで空間の限界を突破!

キャンピングカーライフモータージャーナリスト

前代未聞の3段ベッド軽キャンパー解説!ロードセレクト・コンパクトの詳細動画はこちらから↓

1段目ベッドは高さが自在に変更可能

こんにちは。モータージャーナリストのKです。軽キャンピングカーにも様々なスタイルがありますが、登録台数が多いのはバンをベースにした「バンコン」と呼ばれる軽キャンパーです。

普段使いに違和感がなく、よほど過剰な架装をしない限り運転感覚は軽バンそのものですからドライブにも気軽に出掛けられます。

ネックがあるとすれば、物理的な限界でしょう。軽自動車のサイズは全長3400mm以下、全幅1480mm以下、全高2000mm以下と決まっています。エブリイのような箱バンもそのサイズ内に収まっています。この制約は、軽キャンパーでも同じです。

例えば、ルーフの上に大型のベンチレーターを付けると高さが2000mmを超えてしまい、軽枠から外れて普通車になってしまいます。当然、その分自動車税などのランニングコストが上がります。ですから大型ベンチレーターを付けた軽バンコンはまずありません。

そんな制約のある軽キャンパーでも、ゆったり4人就寝、あるいはそれ以上の人数が寝られないものか…という命題に挑んだのがカスタムセレクトが製作するロードセレクト・コンパクト。

以前から独自の2段ベッド機能を備えていましたが、ポップアップルーフの装備が可能になったことで3段ベッド仕様になっています。

1段目のフロアベッドは、大人2人で就寝できるサイズ。ベッドの台座はマルチピラーとマルチバーと呼ばれる独自の高さが可変できる構造になっています。

左に見える台座がマルチピラー。マットを横向きに支えているのがマルチバー
左に見える台座がマルチピラー。マットを横向きに支えているのがマルチバー

2段目ベッドは荷物置き場にも便利

ロードセレクトコンパクトの2段ベッドはオプション設定になっていますが、この軽キャンパーを使い倒すつもりであれば付けておきたい装備です。チャイルドベッドやペットのケージスペースとしても重宝します。

マットは非常に軽量に作られており、セッティングが苦になりません。また、この2段目ベッドもマルチピラーとマルチバーによって固定するため、高さを自由に変えられます。

フロアベッドで就寝する際の荷物置き場としても便利です。

荷物置き場としても重宝する2段目ベッド
荷物置き場としても重宝する2段目ベッド

3段目ベッドは屋根の上

ポップアップルーフを開けると、フロアでくつろいでいるときには開放的な吹き抜けになります。就寝するときには、ルーフベッドを展開することが可能です。これが3段目ベッドになります。

ルーフベッドでは2人就寝が可能です。1段目フロアベッドと3段目ルーフベッドで4人、さらに2段目ベッドでプラスアルファが寝られるというユニークなコンセプトです。

さらにロードセレクトコンパクトのポップアップモデルを詳しくお知りになりたい方は、冒頭のYou Tube動画をご覧になっていただけると幸いです。

ルーフにセットする3段目ベッド
ルーフにセットする3段目ベッド

モータージャーナリスト

アウトドア好きのモータージャーナリスト"K"と愉快な仲間たちが、独自取材網でキャンピングカーのスクープやインプレッション、マニアックな視点のレポートなど、キャンピングカーの話題をやわらかくアップしていきます。You Tubeもあわせてご覧になっていただけると、よりお楽しみいただけます。

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