キャンプ道具をたくさん積みたいときは天井を活用するのが吉
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キャンプが楽しくなってきて、あれこれキャンプ道具を買い揃えると、クルマに荷物が入らない問題に必ずと言ってよいほどぶち当たります。
そこでおすすめしたい作戦の1つが、車内天井の有効活用。ちょっとした工夫で、大きくてかさばる荷物を積み込める可能性があります。
ネットショップやカー用品店などで売っているインテリアバーやスマートバーを設置して、手軽に積載量をアップする方法をご紹介します。
キャンプ上手は積載上手

キャンプ経験豊富な方は、ほぼ例外なく積載が上手です。積み込みやすく、荷崩れしにくく、取り出しやすい方法を独自に編み出されています。
ベテランキャンパーを見習って難易度の高い「積載テトリス」を攻略するよりも、まずはもっと簡単な方法がないか車内や車外をじっくり見渡してみましょう。
ルーフボックスより手軽な方法

クルマの屋根の上に荷物を積むならルーフボックスやルーフラック。しかし、初期投資額が大きく、洗車や立体駐車場に制限がかかり、手軽な方法とはいえません。
もしSUVの後部座席天井やミニバンの2列目天井を活用できていない方はチャンス。天井に2本の棒を渡して荷物を積むことができるかもしれません。
初期投資の少ないインテリアバー

まず初めにご紹介するクレスコのインテリアバーは、後部座席のハンドグリップ(ドアの上にある持ち手)に引っ掛けるだけで取り付け可能な便利アイテム。
使わないときはハンドグリップから外すだけの手軽さで、1本1,000円前後で購入でき、コスパは極めて良好です。ホームセンターでも売っているのを見かけます。
もし3列目がないクルマでも、オプション品の前後取り付けパーツを用いてインテリアバーを2本取り付ければ、しっかりキャンプ道具を積むことができます。
自由度の高いスマートバー

キャンプや釣り、ウインタースポーツなどで一時的に荷物が増えるときだけ2列目や3列目の頭上を有効活用したい。取り外す方式だと、バーを忘れたとき困る。
そんなニーズにはテルッツォのスマートバー、特にフレックスタイプがピッタリ。使わないときだけ天井ギリギリを這わせて邪魔にならない優れものです。
前述のインテリアバーよりも耐荷重に優れ、段差や振動で外れにくく、工具を使わずにバーの高さを細かく調節できます。自由度の高さが大きな魅力です。
2列目と3列目の天井の実例
- 収束型チェア4脚
- テントのインナーマット
- テント出入口用のスノコ
- ランタンスタンド など
私は中型ミニバン「ステップワゴン」に乗っており、2列目と3列目にスマートバー(フレックスタイプ)を設置して、上記のアイテムを積んでいます。
車内天井は念のため軽くて細長いものが理想的です。特に長くてかさばる収束型チェアを使っている場合は、車内天井が優れた積載場所の候補となります。
車内天井に積むときの注意点

必ずしも良いことばかりではありません。後部座席の天井にインテリアバーやスマートバーを設置すると、次のようなデメリットや注意点があります。
- 頭上が狭く居住性が悪くなる
- 後方視界が少し悪くなる
- 振動や段差で外れることがある
- 耐荷重に制限がある など
伸縮性のあるラゲッジネットで補強したり、ロープで荷物をしっかり固定したり、できる限りの落下対策をしたいですね。ご参考になれば幸いです。