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冬キャンプで大失敗!こんなはずじゃ…となった私の失敗談

C.C STYLEチャンネルファミリーキャンパー、キャンプ愛好家

こんにちは、ちからです。そろそろ秋も終わりに近づいてきましたね。いよいよ季節は冬に移り変わりますが、皆さん冬キャンプの支度は始めてますか?冬キャンプでは当然寒さ対策は必須となりますが、寒さ以外でも知識不足、経験不足により想定していなかった失敗をした経験が私にはあります。

寒いのも不安だし、それ以外にも失敗するのは嫌だな

なんて考えている人も多いのではないでしょうか?もちろん分かりきっている寒さで失敗することは避けたいのですが、この記事では、寒さと寒さ以外で私が失敗した7つの失敗談を書いておきますので、どんな失敗があるのか?笑いながら参考にしてみてください。

冬キャンプで大失敗した7つのこと

「そっか! そんな失敗もあるのか(笑)」と自分が失敗する前にこの記事で知ることが出来てよかった。と感じると思いますので是非参考にしてください。では、私の失敗談を紹介していきます。

①手が痛い

頂き物の手袋はキャンプでは必須アイテム もう二度と忘れたく無い。。。
頂き物の手袋はキャンプでは必須アイテム もう二度と忘れたく無い。。。

当たり前なんですが、冬キャンプはとにかく寒いんですよね。そんな時に手袋を忘れてしまい、手先が冷たいを通り越して「痛い」となったことがあります。特に失敗したと感じた瞬間は設営と撤収。

ポールやペグが氷のように冷たく、手がかじかんでうまく指が動かない、テントが設営できないと言った、初歩的な失敗をした経験があります。自分でも、なんでこんな時に手袋が無いんだと泣きたくなるくらいの失敗でした。

冬キャンプでは、手袋を絶対に忘れないようにしましょう。

②解凍されていない

夏キャンプの時は食材をしっかりと冷やしたり、凍らせて持ち運ぶ方が良いのですが、冬キャンプでは冷凍のし過ぎには気をつけましょう。バーベキューをする時に、お肉を凍らせて持って行ったのですが、冷凍し過ぎて解凍できず、カチコチのまま焼いて食べたと言うことがあります。

夏なら少し外に出しておけば解凍できるのですが、冬はほぼ溶けません。なので、冷凍し過ぎてしまうと、食材が全く溶けずにそのまま料理をするようになってしまうので、気を付けておきましょう。

③水が冷た過ぎる

冬のキャンプ場の水は、ビックリするぐらい冷たいです。ま、冬なので当たり前なのですが、寝起きで顔を洗うと手も痛い、顔も痛いとなって瞬時に目が覚めます。お湯が出るキャンプ場であれば問題ないのですが、水しか出ないキャンプ場だとなるべく水を触りたくないと思うほど冷たいので、無洗米でお米を炊く、ウェットティッシュを使うなど、水を使わないような工夫をしています。

また注意が必要なのが、水道の利用ができなくなるキャンプ場もありますので、冬キャンプをする時は必ず事前に確認をしておくようにしましょう。

④バーナーが点火しない

冬キャンプで点火した火が消えゆく寸前の写真。気温5度でドロップダウンを体験した時の写真。
冬キャンプで点火した火が消えゆく寸前の写真。気温5度でドロップダウンを体験した時の写真。

冬キャンプをする時には、キャンプギアのちょっと深掘りした知識が少しだけ必要になってきます。私も最初は知らずに行き痛い思いをしました。

CB缶(カセットボンベ)のバーナーを使用している場合は注意が必要になります。通常のCB缶の場合は、外気温が10度で火力が低下し、5度で引火しなくなります。ドロップダウン現象と言われるものなのですが、中のガスが気化しなくなり火が点火しないと言う現象が冬キャンプにはあります。

これを防ぐ対策としては、低温用のCB缶を用意しておくことや、OD缶(アウトドア缶)やガソリンタイプのバーナーを用意しておく。または焚火で料理をすると言った事前の対策が必要になってきますので注意をしてください。

⑤お尻が寒い

焚火をしていると体の正面はもちろん暖かいのですが、椅子に座っているとお尻がとても寒いんです。体を温めているけどお尻がスースして寒い。たまに焚火にお尻を向けて温めたりとかしていました。

今考えれば、とっても変な人で周りのキャンパーさんは引いていたかも知れませんね。椅子にブランケットや冬用のカバーを敷いて、それでも寒いならホッカイロを椅子に貼れば済む話なのですが、最初のうちはそんなこともわからず、お尻を焚火で温めながら一夜を過ごしていました。

⑥焚火の火の粉で穴だらけ

私が長年愛用している椅子は穴だらけ。もう一脚も穴だらけです。。。
私が長年愛用している椅子は穴だらけ。もう一脚も穴だらけです。。。

私の冬キャンプの暖の取り方は基本焚火以外無いので、ずっと焚火をしているんですが、椅子が穴だらけになっています。最初はショックでヘコんでいたのですが、今は全く気にしなくなり、「キャンプ来てるな〜」と椅子に空いた穴で変な実感を得ています。

焚火をしていて何か物を取りに立ち上がっている間に、薪がはぜて火の粉が椅子に落ちて穴が開くことが多いです。私は高級な椅子を使っているわけでは無いで、そこまで気にはしなくなりましたが、最初のうちはかなりヘコんでいました。

気を付けなければいけないのは、椅子なら良いですが衣服へ火の粉が落ちたら引火する可能性も考えられるので、焚火をする時は燃え難い衣服を着ることをおすすめします。

⑦薪が足りない

冬キャンプで使う薪の用意は多めが良いと思っています。
冬キャンプで使う薪の用意は多めが良いと思っています。

冬キャンプで焚火をしていると長い時間楽しめるので、それなりの量の薪が必要になったりもします。暖を取る目的で焚火をする場合、針葉樹なら1束1時間、広葉樹なら1.5〜2時間持つか微妙かなと言ったイメージなのですが、最初のうちはその感覚もわからないので、針葉樹を2束だけ買って1泊2日を過ごそうとしていました。

寒いので薪をくべて炎を燃え上がるようにすると、速攻で薪は無くなってしまい、あとは寒いのを耐えるようになったと言ったことがあります。

ちなみに、昨年のソロで行った冬キャンプでは、針葉樹3束、広葉樹1束の4束を、ゆっくり燃やして17時〜21時までで2/3は使い切りました。残りは翌日の朝使うイメージですので、薪代だけでそれなりに掛かりますが、足りないよりかは良いかなと思って、冬キャンプでは多めに薪を購入し焚火をじっくりと楽しんでいます。

と言うことで、私の冬キャンプの失敗談はいかがでしたでしょうか。このような失敗もあると言ったことがわかったかと思いますので、ぜひ参考にして、事前の対策をして冬キャンプに臨んでくださいね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

それでは、楽しい冬キャンプを!!

ファミリーキャンパー、キャンプ愛好家

ファミリーキャンパーで3児の父親。自身がキャンプを始めた時にわからない事が沢山あり失敗の連続。そこから学んだ経験や知識を活かし、YouTubeでは「キャンプ初心者のわからないを解決!」をテーマに、キャンプ初心者に向けたルールやマナー、ギアの選び方についてわかりやすく解説をしています。1人でも多くのキャンプ初心者の役に立つ情報を今後も発信していきます。

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