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雨キャンプで我が家が大失敗した7つのこと 失敗と対策をお伝えします

C.C STYLEチャンネルファミリーキャンパー、キャンプ愛好家

皆さんこんにちは!
C.C STYLEチャンネルのちからです。

今年も梅雨入りとなり、スッキリしない天候が続いていますね。天気予報を見てもほとんど雨マークが付いており、この時期のキャンプは雨キャンプとなる可能性が高いです。

雨でもキャンプへ行きたいと思いつつ、雨の対策などよく分からず心配な気持ちになる方も多いのではないでしょうか?
雨キャンプは大変とよく聞くし、色々な不安があるかと思います。
確かに、いつもと違う準備は必要で帰宅後も大変なのは事実ですが、雨キャンプも慣れると楽しかったりもします。

そこで今回取り上げるテーマは、これから雨キャンプに挑戦したいけど失敗が怖いと言う方に向け

我が家が雨キャンプで失敗した7つのこと

我が家が雨キャンプで失敗した内容と対策を紹介します。
事前準備をしっかりして、雨キャンプの参考になればと思います。

①降水量がわからない

 天気予報で、「降水量◯mm」と表現されていますが、どの程度の雨が降るのか感覚的にわかりますか?

雨のイメージ写真
雨のイメージ写真

私は、降水量5mmがどの程度の雨か感覚的に分からず、余裕をかましていたら、想像以上に強烈な雨でビクビクして一睡も出来ずに夜を過ごしたことがあります。

降水量を感覚的に掴むには、雨が降っている時に天気予報を見て、今は何mmの雨が降っているのか?と言うことを確認して感覚を掴み、その降水量でキャンプは楽しくできるのか?ちょっと怖いと感じるかを意識して考える必要があるかなと思います。

ちなみに私の個人的な感覚では降水量5mmの雨だと
「結構降ってるな。すぐに雨上がらないと厳しいな…」
と言う印象で、これ以上なら撤退を考えます。
もしもキャンプ前の天気予報で降水量が5mmを超えている状態が断続的に続くようなら迷わずキャンセルします。

皆さんも、雨キャンプをする場合は自分のレベルに見合った降水量なのか?そしてその降水量で土砂崩れや川の増水などの危険性はあるのか?と言ったことを確認し、安全にキャンプができる状況なのかを見分けましょう。

②BBQどうするの?

 雨キャンプになることを想定していなかったので、BBQを決行した結果…

写真は晴れの日のBBQです
写真は晴れの日のBBQです

雨の日のBBQ想像できますか?
過去のキャンプで、午前中に確認した天気予報では晴れ予報だけだったのに、夕方確認したら雨予報に変わり、BBQは傘を差しながら決行した!!
と、笑ってしまうような経験があります。

キャンプの時はBBQもいいですが、もしも雨が降った時はどうするのか?
我が家の様に遠くから見ると笑ってしまうような事態に陥らないように、事前に考えておくといいかなと思います。

③靴は失敗だった

 雨キャンプで靴はおすすめできません。

イメージ画像
イメージ画像

初めての雨キャンプで長靴などを用意するのを忘れて靴で過ごしたことがあります。
水捌けの悪い土のサイトだったため、当然靴はグチャグチャのドロドロに汚れ、足が気持ち悪い状態でキャンプをした記憶があります。

皆さんも分かりきっているかもしれませんが、雨キャンプで靴はずぶ濡れになります。
また、水捌けの悪いサイトだとドロドロに汚れたりもしますので、靴は避けた方が無難です。
基本的には長靴がいいのかなと思いますが、私は気温の高い時期はサンダルを履いて過ごしています。
足が濡れることを前提として、濡れた時はタオルでサッと拭き取れるので意外と楽です。

④必須の雨具は傘じゃない

 雨キャンプだから傘を用意しないと!?

朝霧ジャンボリーで小雨の中次女と三女が傘を持ちたいと争い始める様子
朝霧ジャンボリーで小雨の中次女と三女が傘を持ちたいと争い始める様子

日常生活での雨なら傘を用意しますが、雨キャンプでは傘の用意も必要ですが、絶対に忘れてはいけない雨具は合羽です。
設営や撤収、予期せぬ事態の対処をする時に、傘を差しながらの作業は出来ないし、ずぶ濡れになること確定です。

キャンプへ行くときは必ず合羽を用意しておきましょう。
また、その合羽は100均などの簡易的なポンチョや合羽では簡単に破けてしまいます。
購入をするならしっかりした合羽を揃えておくと雨の中の設営や撤収は作業がしやすいです。

⑤気温が上がらない…

 雨キャンプでは想定より気温が上がらないことも。

豪雨から一夜明けて想定より寒かった朝
豪雨から一夜明けて想定より寒かった朝

雨キャンプでは、梅雨時期や夏でも気温が思っているより低く、寒い思いをすることがあります。
我が家も過去の雨でのファミリーキャンプで全く気温が上がらず、とても寒かったと言った経験があります。
雨キャンプへ行く時は必ず余分に上着を持って行き、寒い時はすぐに羽織れるようにしておくことが大事です。

また、できれば防水性の高い上着があればベストです。
雨に濡れることで体温も奪われ、寒さを感じやすくなるため、なるべく濡れない様にする。
濡れても防水性の高い洋服であれば水を弾いてくれるので雨キャンプでも安心です。

⑥タープ倒壊の危機

 雨キャンプではテントやタープのシワやたるみが大ピンチになります。

雨対策として過保護張りをする準備
雨対策として過保護張りをする準備

雨キャンプ、しかも豪雨になった時に我が家のタープは倒壊しかけて大ピンチに陥ったことがあります。
原因はタープに雨が溜まってしまったこと。

雨キャンプの場合は、テントやタープにしわ、たるみが発生していると水がうまく流れず、水が溜まり、最悪はテントやタープが倒壊します。

晴れの日ではあまり気にする必要が無いシワでも、雨が降ると水がうまく流れ落ちずに溜まり始め、それに気がつかないと水の重みでテントやタープが倒壊したり破けてしまうと言うことがあります。

雨キャンプをするときはシワが無いようにピンっと張り、水が流れやすい傾斜がついているか?などしっかり確認をしましょう。
また、キャンプ中も数時間に1回はガイロープの張り具合やペグが緩んでいないかなど確認をしたり、タープやテントの屋根に水が溜まっていないかなどを確認しておくと安心です。

⑦平だと思ってたのに

 テントを設営した場所は本当に平ですか?

水溜りのイメージ
水溜りのイメージ

設営した時は平だと思っていたのに、雨が強くなるとサイト内、テントを張ったところに大きな水溜りが…
とならないように、地面の高低差を見極めましょう。

我が家の話ですが、キャンプ2回目の時に信じられないほど猛烈な雨が降りました。
タープの下に見る見る大きな水溜りができて、収納ボックスは下の数センチが水没。イスやテーブル、BBQコンロも全部びしょ濡れで泣きそうになった経験があります。

テントの設営をするときは、しっかりと地面の高低差を見極めて、地面が凹んでいるところにはテントは絶対に張らないようにしましょう。
我が家はタープだったのでまだ良かったですが、テントだったら完全に水没し、キャンプどころではなくなります。

雨キャンプのときはテントの設営位置は必ず他より高いところに設営をするようにしてください。

まとめ

 この記事では、我が家が雨キャンプで失敗した7つのこと紹介をしてきました。
これから初めての雨キャンプをすると言った方は、我が家と同じ失敗はしないように、万全の準備をしていくようにしましょう。

失敗と対策をまとめると

①降水量がわからない
 →日頃から降水量の感覚を掴むように意識する
②BBQはどうするの?
 →突然の雨になったときのご飯を事前に考えておく
③靴は失敗だった
 →雨キャンプでは長靴、サンダルを準備しておく
④必須の雨具は傘じゃない
 →設営や撤収を考えると合羽が必要
⑤気温が上がらない
 →上に羽織れる物、防水性の高い物を準備しておく
⑥タープ倒壊の危機
 →設営する時はシワ一つ無いように綺麗に設営する
  数時間ごとに点検をすると安心
⑦平だと思ってたのに
 →雨キャンプでは凹んだ場所にテント設営をするのは
  絶対にNG

もしも雨キャンプをする場合は、楽しくキャンプができる範囲で雨の中を過ごし、少しでも怖い、心配だと感じたときは撤退すると言った判断も大切です。
無理せずに雨キャンプを楽しむようにしましょう!

最後までご覧いただきありがとうございました。
この記事が、皆さんの役に立てば私はとても嬉しいです!

私はYouTubeで
「キャンプ初心者のわからないを解決!」
をテーマに、キャンプの注意点・マナーやキャンプ道具の選び方を配信しています。
キャンプでわからないことがあると言った方は、YouTubeの方も参考にしてみてください。

ファミリーキャンパー、キャンプ愛好家

ファミリーキャンパーで3児の父親。自身がキャンプを始めた時にわからない事が沢山あり失敗の連続。そこから学んだ経験や知識を活かし、YouTubeでは「キャンプ初心者のわからないを解決!」をテーマに、キャンプ初心者に向けたルールやマナー、ギアの選び方についてわかりやすく解説をしています。1人でも多くのキャンプ初心者の役に立つ情報を今後も発信していきます。

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