Yahoo!ニュース

ファミリーキャンプで一番怖いのは子供の迷子 我が家の迷子防止策4つの紹介

C.C STYLEチャンネルファミリーキャンパー、キャンプ愛好家
ファミリーキャンプでのお散歩の風景

こんにちは、ちからです。この季節、春からファミリーキャンプを始めようとしている方も多いのではないでしょうか。ファミリーキャンプは本当に楽しく、キャンプへ行くごとに子供の成長を楽しめたり、キャンプを通して家族の良い思い出がたくさんできます。そんな楽しいファミリーキャンプですが、一番怖いことってなんだと思いますか?

キャンプ場での子供の迷子

ファミリーキャンプへ行くなら、迷子には本当に気をつけてください。他にも火には用心、水遊びにも注意など。楽しい反面、アウトドアなので危険なことはたくさんありますが、その中でも我が家が一番気をつけていることは「子供の迷子」です。

最悪の事態にも発展しかねないため、この記事では我が家が実践している子供の迷子の防ぎ方について紹介をしていきます。特にこれからファミリーキャンプを始めようとしている方は、キャンプ道具で頭がいっぱいだと思いますが、このようなリスク管理も忘れずにしてください。

我が家の子供の迷子の防ぎ方

子供の迷子がキャンプでは一番怖いです。楽しい思い出が一転…とならないようにしっかりリスク管理をしておきましょう。我が家の迷子の防ぎ方について、実践していること4つを紹介します。

①子供から目を離さない

次女を連れて二人でキャンプへ言った時の風景
次女を連れて二人でキャンプへ言った時の風景

 当たり前だけど、キャンプでは非常に難しいのが、子供から目を離さないこと。基本中の基本なのですが、公園で遊ぶのとキャンプでは次元が違います。公園なら遊具に目移りして走り出す。お友達のおもちゃに釣られて走り出すなど、ある程度想定ができますが、キャンプでは子供が気になることが無限にあります。落ちている葉っぱ、木の枝、川、池、鳥、崖、小道、森の中。何に興味を示すか、移り変わりも非常に早いです。

そりゃそうです。日常とは違い辺りにはたくさんのテント、行ったことのない場所、料理のいい匂い、不思議な形の葉っぱ、普段見ない昆虫など。次々と興奮するものが目の前に現れてきますので、特に初めてのキャンプは大変です。

テントを設営しているとき、料理をしているとき、焚き火の準備をしているとき。親は隙だらけになってしまうので、そのような場合にどうやって子供の面倒を見るのか?事前に考えておかないといけません。これらをしている時間って、「ちょっと目を離しただけ」と言えない長い時間になりますので、本当に注意が必要です。

ちなみに我が家では、一番大変なテントの設営、撤収の時は車の窓は開けておきながら、子供たちは車待機にしています。出たいと騒いだりもしますが、そこは我慢です。お菓子を渡してとりあえず気を逸らすようにしています。ただ最近はキャンプに慣れてきて、一緒に設営ができる年齢になってきたのでかなり楽にはなりました。料理や焚き火の準備の時は私と妻が交互で子供達を見守るようにしています。

基本的なことですが、迷子を防ぐには「子供から目を離さないこと」これが一番良い対策です。

②危険性を教える

ファミリーキャンプで早起きして焚き火を教える風景
ファミリーキャンプで早起きして焚き火を教える風景

 子供がある程度の年齢になってくればキャンプでの迷子の危険性を伝えておきましょう。一人で遊びには行ってはダメだと言うこと。トイレはパパかママと一緒に行くこと。迷子の危険性をキャンプへ行く前に事前に話しておきましょう。

以前、私と子供達とでキャンプへ行った時の話。長女(小3)、次女(小1)がトイレに二人で行くと言いました。ちなみに三女(幼稚園年長)は私と遊んでいます。その時に試しに行かせてみたことがあります。もちろん遠くでしっかりと視線をずらさずに見守り続けました。トイレまでは30〜40mほどです。トイレには無事到着し帰ってきた時のこと。二人で楽しげに話しながら歩いてきました。

私の目の前を。。。

自分のテントがわからなくなっていることに”気が付いていない”のです。5mほど行き過ぎたところで「ここだよ!」と声をかけましたが、長女と次女は笑いながら「テントこんなところだったけ〜? もっと向こうだと思った!! 見ていたのに〜!」と。親としてはゾッとしました。

子供の記憶はそんな物なのです。たった数分前までいたテントサイトなのに。森の中のキャンプ場だったと言うこともありますが、子供から見える景色、覚えている記憶はキャンプでは信じてはダメです。キャンプでは同じようなテントや木がいっぱいあります。子供から見える景色はキャンプ場では全て同じなのです。

キャンプの前、キャンプ中にも迷子の危険性はしっかり教えておきましょう。

一度迷ったらきっと帰っては来ません。キャンプ場での迷子は本当にリスクしかありませんので、迷子になったらどうなるのかをしっかり子供に教えてあげましょう。それと共に、パパとママもこの話を思い出して、基本的な目を離さないと言うことは忘れないようにしてください。

③目立つ色の洋服を着せる

ハロウィンキャンプをした時の子どもの服装
ハロウィンキャンプをした時の子どもの服装

 最近はアースカラーと言って、ベージュやブラウン、カーキ、モスグリーンなどの自然に馴染みやすい色が流行っていますよね。おしゃれでそのような洋服がいいな。キャンプだから浮かないように、落ち着いた色の洋服にしておきたいと言った気持ちはとてもよく解ります。しかし、自然に馴染み過ぎて茂みなどの影に入ったら見つけにくいのです。

キャンプの時に子供に着せる洋服は、迷子防止のためにも自然に馴染まない色の洋服を着せてあげてください。その方が、もしもの時にいち早く見つけやすくなります。なので、アウトドアの時はおしゃれよりも安全を優先させることをおすすめします。

ちなみに、我が家ですが写真のようにアースカラーとは真逆の色を着せています。これだと、どこへ行ったか発見しやすいです。あえて自然に馴染まない、カラフルな色の洋服を着せるようにしています。

④サイリウム付ける

子供の腕にサイリウムを付けた迷子防止の対策
子供の腕にサイリウムを付けた迷子防止の対策

 キャンプ場の夜は真っ暗で街灯がないことがほとんどです。普段街灯がないというのを経験することがないので、より一層キャンプ場の夜は暗く感じると思います。明るい色の洋服を着せていたとしても、夜は見えません。そんな時にフラフラとどこかへ行ってしまったら、本当に見つけることは困難な状態になります。

なので我が家では、暗くなったら子供達の腕にサイリウムを付けるようにしています。カラフルに光るので、腕などに付けておけばある程度離れてもどこにいるか認識できます。基本的に離れることはないのですが、これも迷子対策の一つです。起きている時間は絶対に付けさせるようにしています。

逆に子供としては普段使えないおしゃれな物と感じているようで、喜んで付けてくれます。これは100均でも購入できるので、キャンプの時には必ず予備も含めて一人2本は準備しています。ただ、これには発光時間に限りがあるので注意をしてください。でも、していないよりしていた方が、発見はしやすくなるのでおすすめです。

今回は、キャンプでの子供の迷子対策について4つ紹介をしました。これからファミリーキャンプを始めようと思っている方や、ファミリーキャンプをしている方々の参考になればと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

また次回の記事でお会いしましょう。

キャンプでワクワクを!!

ファミリーキャンパー、キャンプ愛好家

ファミリーキャンパーで3児の父親。自身がキャンプを始めた時にわからない事が沢山あり失敗の連続。そこから学んだ経験や知識を活かし、YouTubeでは「キャンプ初心者のわからないを解決!」をテーマに、キャンプ初心者に向けたルールやマナー、ギアの選び方についてわかりやすく解説をしています。1人でも多くのキャンプ初心者の役に立つ情報を今後も発信していきます。

C.C STYLEチャンネルの最近の記事