京急富岡駅から徒歩5分くらいのところに地元ファンで賑わうパン屋さん「farbiger Alltag(ファービガーアルターク)」があるとの情報です！　お店の場所は、国道16号線の一本隣「中通り」という小さな通り沿い。静かな通りなので本当にお店があるのか心配になりながら進んで行ったところ、お店を発見。開店前に伺ったのですが、お店の前にはすでに開店を待つ人が！　そして開店時間になるとぞろぞろと人が集まってきました♪

インスタグラムでの紹介によると、店名の「farbiger Alltag」はドイツ語で日本語に意訳すると「素晴らしき日常」。店主さんが「毎日を大切に生きることを自分が忘れないために」という想いでつけた名前のようです！　店内のポップにはドイツ語表記もあり、店主さんのこだわりが伝わります。さらに原材料もこだわりが！　卵は北海道にある「小林農園」の平飼い有精卵。バターはニュージーランド産のグラスフェッドバターを主に使用。また、オーガニック食材も多くの商品に使用していて、安心・安全なパンを提供しているようです！

「本日の日替わり小麦全粒粉パン」ということで、訪れた日は3種類のレーズン(ジャンボフレーム、グリーン、カレンズ)とくるみの「ドライロジーネン」の販売がされていました。自家製粉した有機小麦全粒粉100%のパン「フォルコンブロート」や、自家製粉した有機小麦全粒粉100%のパンにクルミを入れた「ヴァルヌスブロート」等はお店の看板商品です。

そして、中々普通のパン屋さんで購入できないライ麦100％のパン「ロッゲン」も発見。自家製粉したライ麦を使用しているようです。「ゾンネンブルーメン」はライ麦50%にひまわりの種を入れたドイツパン。小麦全粒粉が半分入っているので軽い味わいなんだとか。色んなドイツパンが揃っているので、好みで選ぶことができそうです！

「食パン」はポーリッシュ種と湯種の両方を使用したハイブリッド食パン。湯種と高い水分量により、もちもち食感なんだとか！

「プチパン」はお手頃価格！　先ほどご紹介した「食パン」の生地を使用しているため、もちもち食感であることが予想できます。

続いて、お昼ごはんやおやつにパクっと食べることができそうなパンもご紹介していきたいと思います！　販売されているパンの種類は訪れたタイミングによって異なりますが、この日のラインナップは次の写真の通り。おかず系から甘い系まで、色々揃っていました。「りんごタルティーヌ」は、まさに今の季節に食べたいりんご煮や紅玉スライス等がのった商品で、魅力的！

シナモンロール「カネルブッレ」やレーズンの入った「ロジーネンブルートヒェン」も美味しそう。

色々あって悩みながらも、今回は次のようなパンを購入しました。

• フォカッチャ
• フォルコンブロートのクロックムッシュ
• プチサンド
• 自家製酵母のスコーン

どーんと大きいパン「フォカッチャ」はオーガニックオリーブオイルをたっぷり塗り込んだやわらかいパン。どうやら焼きたてのようで、持ち帰る途中も良い匂いが漂い、すでに幸せ。パンが包んであった紙の袋にはオリーブオイルが染み出していて、沢山パンに練りこんであることがわかります。

モチモチ食感で、弾力があるのに柔らかい！　オリーブの風味と塩味が利いたとっても美味しいパンでした。今回はポテトサラダやスープと一緒に頂きましたが、ハムや野菜をはさんでサンドイッチにしても良さそうです。

「フォルコンブロートのクロックムッシュ」は、先ほどご紹介した自家製粉した有機小麦全粒粉100%のパン「フォルコンブロート」を使用したクロックムッシュ。

ホワイトソースがとっても美味しい！　ハムやチーズもたっぷりで、全粒粉の香ばしい風味とのハーモニーが最高。一口一口、その味を噛みしめながら、その瞬間を楽しみました。

「プチサンド」は、「プチパン」にドイツ伝統のソーセージ・自家製ハムの専門店「ブルスト」のソーセージを挟んだ商品。週替わりでソーセージの内容は変化するようですが、訪れた日は、型焼きソーセージ「パプリカパステーテン」を使用。同じ金沢区のお店とのコラボ商品で、とっても素敵です！

もっちりとしたパン生地と「パプリカパステーテン」の相性抜群。「パプリカパステーテン」は厚切りなので、パプリカの粒感やたっぷり練りこまれたマッシュルームの味も十分に堪能でき、満足感が高いです！　パンの表面にのっている焼き上げられたチーズも味のアクセントになり、あっという間に完食。

「自家製酵母のスコーン」の味も週替わり！　この日は、「アプリコット＆アーモンド」、「抹茶＆クランベリー」と「いちじく＆くるみ」の3種類。そして今回は「アプリコット＆アーモンド」と「抹茶＆クランベリー」を頂きました。カリサクな外側の食感がたまらない！　中はしっとりです。どちらも美味しかったのですが、特に「抹茶＆クランベリー」はクランベリーの甘酸っぱさと、抹茶のほろ苦さがマッチしていて、最高でした。癖になる食感や味わいで、リピート決定の商品でした。

是非皆さんも「farbiger Alltag(ファービガーアルターク)」に訪れてみてはいかがでしょうか？

【店舗詳細】

店舗名：farbiger Alltag(ファービガーアルターク)

住所：横浜市金沢区富岡東5-14-17 第二吉川ビル103