同じお店に通う、いわゆる常連店や常連客という言葉があります。

そこにあるのは、お客と「お店」「店主」「料理」のいずれかに「信頼」がお客からのベクトルで存在してるのです。

そして、お客はそこに食事以外の価値としての「安心感」「心地良さ」を求めて再び訪問するのです。

2023名古屋ラーメンBEST20　第20位　一陽軒（鶴舞線 植田駅 0.7 km）

こらだけ全国のラーメン店を食べ歩いていると、根本的な性格の問題のせいか、初めてランキングに入ってきたお店には、ちょっと斜に構えてしまうことがあります、「さあ、どんなラーメン食わしてくれるんだか」みたいな。

そこには、「信頼」を元にした、「安心感」はゼロですから。

お店に入り、ラーメンが到着するまでの、短い時間において、これほど事前に「信頼」が成立したお店は、他にない！

「所作」「お客様のお見送り方」「空気感」「スタッフの動き」

これだけで、「こいつの（店主のことです、すみません言葉が悪く）作るメシは信用できる」と感じさせられるのです。

この空間にあるのは、ラーメンだけではなく、

「料理人として人前に立つあり方」「お越しいただいたお客様への感謝の表現」「本気で料理で人を満足するための姿勢」そういったものが、散りばめられてるのです。

ラーメンの質にしても、名古屋のランキングで20位というのは明らかにおかしい。東京であれば、BEST10に入ってくる可能性を十分に秘めたレベルです。

豚骨スープの因数分解をここまでできているという点においては、尼崎の名店「ぶたのほし」さんに近いです。

ラーメン屋でも、うどん屋でも、鰻屋でも、和食屋でも、フレンチでも、ピザ屋でも、クレープ屋でも、飲食に関わる方は、例えラーメンが嫌いでも、この空間に一度足を踏み入れるべき。ラーメン代以上に得られるものが、必ずありますから。

もちろん、何も感じない人もいるでしょうから、まずはご自身の感受性を測定してから訪問してください。

2023愛知県名古屋市ラーメンBEST20ランキング（20−11位)

このランキングは、食べログ、ラーメンデータベース、Retty、Googleの評価指数および口コミ数（累計数、増加数、増加率）を変数として、アルゴリズム解析した結果をWRP(Web Reputation Point)として算出しています。

店舗を訪問し、食事をもとにした主観的な質的評価ではなく、各サイト上での所有スコアの量的評価であり、客観100、主観ゼロのランキングです。