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【目黒区】中目黒の「SCHMATS(シュマッツ)」の2階窓際は目黒川の桜が見える特等席

Chikuwa地域ニュースサイト号外NETライター(東京都目黒区)

2019年にオープンした「シュマッツ・ビア・ダイニング中目黒」は、中目黒駅から徒歩約1分という目黒川沿いにあります。本格的なクラフトドイツビールとモダンドイツ料理が食べられると大人気!

2階窓際席からはお花見を楽しみながらおいしいビールが飲めるロケーションということで、桜の開花予想とにらめっこしながら、いつ行こうかソワソワしている方も多いのではないでしょうか。

今回は桜の開花にはまだ少し早い自分の誕生日に訪問し、お得なランチビールを楽しんできました。

「シュマッツ・ビア・ダイニング中目黒」はシュマッツのフラグシップ(旗艦)店

シュマッツの創業者であるクリストファー・アックスさんとマーク・リュッテンさんが、ドイツビールとジャーマンソーセージを発売するフードトラックを始めたのが中目黒。2015年にシュマッツ1号店を赤坂にオープンし、本場仕込みのおいしいクラフトドイツビールやモダンドイツ料理が話題を呼び、次々と店舗を増やしていきます。

そしてお2人の出発点である中目黒にもついにお店をオープンさせたのが2019年。ローカルとのつながりを大切にするシュマッツでは、一つとして同じ内装の店舗はないそうです。

中目黒店は初めて2階建てとなっており、1階にはテーブル席の他に、スタンディングエリアを設け、1人でも、グループでも気軽にアペロ(アペリティフ)を楽しんでもらえる仕様に。

2階はソファ席・テーブル席中心で、家族や友人とゆったりくつろげるようになっています。そして窓際席は目黒川沿いの桜を臨む特等席!

毎年、開花時期は奪い合い必至となっています。

1杯目はシュマッツ自慢のクラフトドイツビール「ジャーマンボックポーター」

ジャーマンボックポーター(黒ビール)
ジャーマンボックポーター(黒ビール)

黒ビール好きの私は1杯目にジャーマンボックポーターを注文。深みのある濃厚なコクがありつつも、さっぱりといただけます。

同行人は黄色い柑橘の香りと旨味とキャラメルの香りが融合されたI.P.Aをチョイス。

I.P.A
I.P.A

こんもりと盛り上がるきめ細かな泡がおいしそうです。ドイツのI.P.Aは、ホップが主張しすぎずに、苦みを抑えた口当たりの良さが特徴。

クラフトビールというとクセが強すぎて飲みにくいという印象を受ける場合がありますが、こちらのビールは飲みごたえがあるのに、ぐいぐい飲めるタイプです。

ランチタイムですが飲む気満々でおつまみを注文

シュマッツの生ハム「シンケンシュペック」
シュマッツの生ハム「シンケンシュペック」

お店を訪れたのは平日の12時30分と完全にランチライムですが、グランドメニューも注文OKということでまずは生ハム「シンケンシュペック」をいただきます。食事よりも飲む気満々です。

シュマッツの生ハム「シンケンシュペック」は燻製タイプでスパイスで香りづけした豚のもも肉をスモークしドライエイジングしたもの。ビールとの相性がとてもよく、ぐいぐい進みます。

トリュフが香るフライドポテト
トリュフが香るフライドポテト

そして2品目はトリュフ風味フライドポテト。塩加減とトリュフの上品な香りがバランスよく、厚切りなので食べ応えも充分です。

熱々の鉄板で提供される「特製ドイツソーセージ3種盛り」を注文

ドイツソーセージ3種盛り
ドイツソーセージ3種盛り

ドイツといえばやっぱりソーセージ。チーズとハーブ、辛口フランクの3種盛りを注文しました。自家製ザワークラフトを添え、熱々の鉄板でサービスされます。

弾力のある皮、ぷりぷりのソーセージ! じゅわっと染み出てくる肉汁がたまりません。1本目のハーブソーセージは香りが鼻に抜けるさっぱりとしたおいしさです。

自家製ザワークラウトは酸味抑えめでハーブの香り豊か。辛口フランクはビールを飲むスピードを加速させてしまいました。

チーズソーセージはたっぷりとチーズが入っています。切り分けると、とろーりチーズが中からあふれ出し、ワインにも合いそうです。

クラフトビールは2杯目、オクトーバーフェスト定番の「ジャーマンラガー」を注文

2杯目はメルツェンビア「ジャーマンラガー」
2杯目はメルツェンビア「ジャーマンラガー」

あっという間に1杯目を飲み終え、2杯目に突入。私はドイツのオクトーバーフェスト定番のメルツェンビア「ジャーマンラガー」をチョイスしました。

Lサイズを注文すると取っ手のついた結構大きなジョッキで提供されるようです。今回は帰れなくなってしまうのでガマン、ガマン。

「ジャーマンラガー」はシュマッツのシグネチャービール。いくらでも飲めるヤバイタイプで、ともかく香りがよく甘みも感じられて、さっぱりとした後味です。

「炙りジャーマンボックポータ」
「炙りジャーマンボックポータ」

同行者の2杯目は炙りジャーマンボックポータ。温めた金属の棒を目の前でグラスに投入してビールを「炙り」ます。

芳ばしい香り立ちときめ細かな泡が沸き立ち、見た目のパフォーマンスも最高。コクや深みが増す感じです。

シュマッツのビールは「ビール純粋令」に基づき、日本国内で醸造と鮮度にこだわっています

シュマッツのビールは、1516年にバイエルン王国でヴィルヘルム4世が制定した法律「ビール純粋令 - Reinheitsgebot」に基づきつくられています。

ビール純粋令とは「ビールは、麦芽、ホップ、水、酵母のみを原料とすべし。」と定められており、スパイスやハーブ、フルーツ、大麦、コーンなどの副原料を使わずに、シンプルに作り上げるものです。

シュマッツのオリジナルビールの原料はバイエルンの地元農家から調達し、醸造は国内で行うことにこだわっているとのこと。昔ながらの製法を行っている日本のマイクロブルワリーと契約し、鮮度の高いビールを提供しています。

東京都はまん延防止重点措置を延長せず、3月21日(月・祝)で終了するとの発表がありました。桜の開花ももうすぐ。皆さんもぜひ、シュマッツで本場ドイツのクラフトビールを味わいながら、春の訪れを祝ってみてはいかがでしょうか。

【店舗概要】
シュマッツ・ビアダイニング 中目黒
営業時間:11時30分~21時
※まん延防止重点措置期間中につき営業時間変更の可能性あり
住所:東京都目黒区上目黒1-22-4 中目黒駅前ビル
問合せ先:03-6412-8770

地域ニュースサイト号外NETライター(東京都目黒区)

コピーライターからWebライターへ転身。アロマセラピスト・整体師としても時々活動しています。趣味はカンフー(八卦掌・長拳)と古代史。目黒区の魅力やおもしろいところを発信していきます。取り上げて欲しい目黒の穴場や情報もぜひお寄せください!

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