【目黒区】サクサクの天ぷらをリーズナブルに楽しめる「天寅(てんとら)」でちょっと一杯
自由が丘駅北口の改札前にある天ぷら酒場「天寅」。こちらはとてもリーズナブルなお値段で、揚げたてサクサクの天ぷらを肴に飲めるカジュアルな居酒屋です。
エトモ自由が丘の中にあり、以前は「kiku」という名前で立ち飲み天ぷら酒場として営業していました。株式会社一期一会が運営する立ち飲み天ぷら「喜久や」の新業態として、2019年4月にグランドオープン。
飲み物はセルフサービス、立ち飲みということでお値段を抑えつつも、おいしい天ぷらを提供するお店として注目を集めました。現在は「天寅」という名前で着席スタイルにリニューアルしましたが、天ぷらのお値段は据置きで営業されています。
長引くコロナ禍の影響でなかなかお酒が飲めない状況が続き、天丼やテイクアウトメニューをスタートさせ、ランチタイムも賑わっている様子です。
「東日本大震災復興支援コンサート」帰りに、おいしい天ぷらで乾杯!
2022年2月27日(日)、都立大学にあるめぐろパーシモンホール・大ホールで3年ぶりに開催された「東日本大震災復興支援コンサート」。
目黒区は宮城県気仙沼市と友好都市協定を締結しており、コロナ禍で中止が続いていますが「目黒のさんま祭」で提供されているさんまは気仙沼で獲れたものです。
東日本大震災復興支援コンサートでは、気仙沼出身のミュージシャンによるコンサート、気仙沼市民吹奏楽団×目黒吹奏楽団による演奏が行われました。
今回はコンサートで素晴らしい演奏や歌声をたっぷり満喫した後、早めの夕飯&飲み会として「天寅」を訪問。いつもタイミングが合わず、閉っている時間に通ることが多かったのですがやっと訪問できました!
おつまみとビールで乾杯、コンサートの余韻にひたります
まずはビールとグレープフルーツジュースで乾杯。おつまみとして「ポテめんたい」を注文しました。
ポテトサラダにたっぷりと明太子をトッピング。カリッと揚がったポテトチップスが添えられています。ポテトと明太子はやっぱり合いますね。
同行人は海鮮5種盛りの天ぷらを、私は野菜5種盛りをチョイス。単品として海老天を1本追加注文しました。
注文してほどなく、揚げたて熱々の天ぷらが到着!
海老、イカ、アナゴ、メゴチ、キスと海鮮5種盛り天ぷらが到着。タレで食べてもよし、塩も用意されているのでお好みの味付けでいただけます。
野菜天ぷらの内容は春菊、ゴボウ、レンコン、里いも、そして大根の梅しそ挟み揚げでした。これに単品として海老天ぷら1本をプラス注文。
大根の天ぷらなんて初めてです。これが実においしくてびっくりでした。通常、水分量が多い大根などは天ぷらに適さないと思うのですが、「天寅」の場合、フライヤーにヒミツがあります。
誰でもサクッと揚げられ、油の侵入を50%カットできる「ドクターフライ」を導入している「天寅」
「天寅」の天ぷらがサクサクでおいしく揚がっているヒミツは、「ドクターフライ」という調理器具にあります。油の中に2枚の金属パネルを沈めることで、1秒間に5万回も油を振動させ、天ぷらを劇的においしく揚げることができるというもの。
通常、衣をつけた食材を油に入れると、食材からでる水分が衣の中にあふれ、高温で弾けることで穴が開き、そこから油がしみ込んでべとべとになってしまいやすいのだそうです。
しかし、ドクターフライが油に与えている振動で、食材からでてきた水分が小さな粒にばらけ、高温で弾けても大きな穴が開かなくなります。その結果、衣が油と水分でべとべとにならず、サクサクに揚がるという仕組み。
さらに食材の水分を保つことができるので、素材の味を生かせます。また、食材への油の侵入を50%抑えたヘルシーな天ぷらが揚げられるのだそう。
これまで天ぷらにしにくかった素材、たとえば絹ごし豆腐や出汁に漬け込んだ大根などもカラッと揚げることができというわけですね。
油の中で衣が弾けないので他の天ぷらに味移りしない、だから様々な食材を一度に揚げても大丈夫というのもメリット。
このドクターフライを使えば、天ぷらの衣から余分な水分を飛ばし、食材の間に空気が入るため、誰が揚げてもきめ細かくサクッと軽い食感に揚げることができます。
海老の天ぷらも縮んでしまうことなく、みずみずしく揚がっていました。
仕事帰りに女性のお1人様でも気軽に立ち寄れる「天寅」、温かくなったらテラス飲みも楽しそう
おいしい天ぷらを提供するお店は料金が比較的高いことが多いですが、「天寅」はとてもリーズナブルなお値段です。これもドクターフライ効果のひとつで、ベテラン職人じゃなくてもおいしい天ぷらを次々と手早く揚げることができるため、お値段を抑えて提供できるとのこと。
ビールの後、スパークリングワインも飲みましたが、びっくりするほど安く済んでしまいました。暖かくなったら外のテラス席で1杯も楽しそうですね。
3月21日(月・祝)で東京都もまん延防止重点措置が終了し、桜の花もほころび始めてきました。おしゃれでスタイリッシュなインテリアは、女性1人で訪れても気兼ねなく過ごせますので、皆さんもスパークリングワインと天ぷらで1杯いかがでしょうか。
【店舗概要】
天寅 エトモ自由が丘店
営業時間:月曜~金曜 ランチタイム 12時~15時/ディナータイム 17時~23時30分、土曜 12時~23時30分、日祝 12時~23時
住所:東京都目黒区自由が丘1-11-7
問合せ先:03-6459-5100