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【目黒区】「炭火焼 MARU(まる)中目黒」で、幻の地鶏「天草大王」を使ったランチを堪能しました

Chikuwa地域ニュースサイト号外NETライター(東京都目黒区)

料理人の間で理想的な食材と絶賛されている、熊本県の幻の地鶏「天草大王」。その天草大王を使った親子丼を提供している「MARU(まる)中目黒」に行ってきました!

天草大王の親子丼が食べられる「MARU(まる)中目黒」
天草大王の親子丼が食べられる「MARU(まる)中目黒」

天草大王とは、天草地方で昔から肉食用に育てられてきた、国内でも最大級といわれる体長・重量を誇る地鶏だそうです。昭和初期に一度、絶滅してしまったことから「幻」ともいわれているとか。

平成に入り、復元に成功したことから、天草の特産品として人気が高まっているそうですよ。今回は、この天草大王を使った鶏料理が楽しめる「炭火焼 MARU(まる)中目黒」で絶品親子丼とつくねチーズ焼き定食をいただきました。

ランチタイム終了ギリギリなのに、快く迎え入れてくれた「炭火焼 MARU(まる)中目黒」

お店の中はおしゃれなカフェバーのような雰囲気。夜は炭火焼のバルとして営業しているようです。

ランチタイムは親子丼と唐揚げ定食、つくねチーズ焼き定食、焼き鳥丼など、地鶏を使ったメニューを提供。いずれも900円から1,000円台と中目黒ではリーズナブルな価格設定でした。

同行者は天草大王のフォアグラ入り特上親子丼をチョイス。私はつくねチーズ焼き定食を注文しました。

天草大王のフォアグラ入り「特上親子丼」は、地鶏のおいしさを余すところなくいただける一品

MARU(まる)の「特上親子丼」ランチ
MARU(まる)の「特上親子丼」ランチ

トロトロの卵をまとった天草大王鶏に、フォアグラを贅沢にトッピング。バターの濃厚&まろやかさ、フォアグラのコクなどが一体となって、さっぱりしてるのに深い味わいを感じる一品でした。

天草大王鶏のガラスープに一口甘味がついています。

熊本県天草地方で肥育されてきた天草大王は、博多の水炊きとして珍重されてきた歴史があったそうです。昭和初期頃に絶滅後、その肉質の良さやおいしさ、すべての部位を余すところなく活用できることからプロの料理人から支持されてきました。

なんとか復活させたいと熊本県農業研究センターで1992年(平成4年)に「ランシャン種」に「大シャモ」「熊本コーチン」を交配し、10年の歳月をかけて作り上げたそうです(参照元:熊本県ホームページより)。

肉質は硬すぎず、柔らかすぎず、絶妙な歯ごたえと弾力、ジューシーさが特徴。ほのかな甘みとコクがあり、クセがないことから、飲食店からも引っ張りだこになっています。

MARU(まる)の親子丼に使用している卵は、ブランド卵を2種類使っているそうで、濃厚さが違いました。絶妙な半熟加減、昆布・カツオ出汁と合わせた天草大王鶏ガラスープを合わせて味付けしているそうです。

最後までアツアツ「つくねチーズ焼き定食」は、甘辛のタレが絶妙

MARU(まる)の「つくねチーズ焼き定食」ランチ
MARU(まる)の「つくねチーズ焼き定食」ランチ

つくねチーズ焼き定食が到着しました。アツアツの鉄板でつくねチーズ焼きを提供してくれます。

濃厚な甘辛いタレと、チーズが良く絡み、とてもおいしい。つくねはとてもジューシーでさっぱりとした肉質と濃厚ダレのバランスがとてもよかったです。

最後までアツアツなので、慌てて食べないように要注意でした。

一口甘味は杏仁豆腐、天草大王鶏のガラスープはさっぱりしているのですが、奥深い出汁のうまみが感じられる一品でした。

こだわり食材を使い、中目黒から徒歩約2分程度と立地がよいにも関わらず、ランチは900円からとお値打ち価格。

次回はぜひディナータイムにおいしいお酒と、天草大王鶏の炭火焼が食べたいです。

【店舗概要】
炭火焼 MARU(まる) 中目黒
営業時間:ランチ11時45分~14時、ディナー17時~22時30分(L.O21時)、月曜定休
住所:東京都目黒区上目黒2-12-2 W.NAKAMEGURO 1F
問合せ先:03-6451-2592

地域ニュースサイト号外NETライター(東京都目黒区)

コピーライターからWebライターへ転身。アロマセラピスト・整体師としても時々活動しています。趣味はカンフー(八卦掌・長拳)と古代史。目黒区の魅力やおもしろいところを発信していきます。取り上げて欲しい目黒の穴場や情報もぜひお寄せください!

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