【目黒区】自由が丘にナチュラル志向の韓国スイーツの店「ゼンダマスイーツ」がオープン
2022年6月5日(日)に、韓国スイーツの店「ZENDAMA Sweets(ゼンダマスイーツ)」が自由が丘にオープンしました。場所は自由が丘駅正面口からしらかば通りを進み、マクドナルドの手前になります。
見た目がポップでかわいらしい韓国スイーツは人気の様子。
日本初のスイーツのテーマパークとして注目を集めてきた「自由が丘スイーツフォレスト」も、7月7日(木)に韓国スイーツとカルチャーを融合した施設にリニューアルオープン予定。
自由が丘に韓国スイーツのビッグウェーブがやってくるかもしれません。
韓国の伝統的な餅菓子から現代的なかわいいスイーツなどがいっぱい!
店内には見た目もかわいらしく、カラフルなスイーツがいっぱい!
「ゼンダマスイーツ」は、「医食同源・食べて癒す」をモットーに活動されている料理研究家の趙善玉(チョ・ソンオク)さんのアンテナショップ。薬膳料理や自然の味を活かし化学調味料を使わない料理を基本理念とした韓国の味を伝えるべく活動されています。
今回、韓国の伝統的な餅菓子「ムジゲチャルトッ」と「米粉カステラ」を購入しましたが、保存料などは使用しておらず消費期限は当日。「ムジゲチャルトッ」については、すぐに食べない場合、冷凍してくだいとお店の方から案内がありました。
店内には冷凍したものもあるので、日持ちさせたい場合はそちらを選ぶのがおすすめです。
店内にはカップに入れられたカラフルなメレンゲ菓子の他、屋台などでよく売られているトッポギ、韓国のりなど韓国でおなじみの食材も販売されていました。
日本では珍しい韓国の伝統的な祝餅「ムジゲチャルトッ」
「ムジゲチャルトッ(トック)」とは韓国語で「虹餅」という意味。「ムジゲ=虹」「チャル=粘り気がある」「トッ(トク)=餅」を意味するそうです。
虹というと7色というイメージですが、韓国では陰陽五行説に基づいた5色となっています。子どもが1歳になった時のお誕生日などにお祝いとして出されるようです。
自然な食材を使って色付けしているようですが、茶色のお餅部分はシナモン風味でした!
名前の通りもっちり粘つく食感で、和菓子でいえばスアマに近いでしょうか。甘さ控えめでおいしかったです。
絵本「ぐりとぐら」に出てくるカステラのような「米粉カステラ」
お店の方からイチオシはカップに入った一口サイズのスイーツ「米粉カステラ」。米粉、卵、牛乳、砂糖、植物油でつくられているシンプルなスイーツです。
このカステラ、めちゃめちゃふわふわです。甘さ控えめなので1カップ、1人でぺろりと食べてしまいそうなほど。
このカステラを食べながら思い出したのが、中川李枝子さんと大村(山脇)百合子さん作の絵本「ぐりとぐら(福音館書店)」に出てくるあのカステラです。ぐりとぐらが森の中で大きな卵を見つけます。
卵があまりにも大きくて運べずに、その場でカステラを焼いたところ、森じゅうの動物たちが集まって、みんなでカステラを食べたというお話。ぐりとぐらが焼いたカステラを食べたら、きっとこんな感じなんだろうなと思い、ほっこりしました。
自由が丘を訪れたら、ぜひ体に優しい、見た目も素敵な韓国スイーツにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
【店舗概要】
Zendama sweets(ゼンダマスイーツ)
営業時間:11時~19時
住所:東京都目黒区自由が丘2-11-3 No.5
問合せ先:03-6233-7867