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【目黒区】都立大学のイタリアン「サルテリア デイジー」が「腸活ジェラート」のOEM事業を開始

Chikuwa地域ニュースサイト号外NETライター(東京都目黒区)

2019年7月22日に都立大学にオープンし、健康に気遣う方から支持されているイタリアレストラン「サルテリア デイジー」。

オーナーである増山大(ましやま まさる)さんのご実家が、栃木県で農家をされているということもあり、ともかく野菜が新鮮でおいしいと評判です。

中でも本場イタリアに負けない本格的なジェラートは、旬のフルーツや野菜を巧みに使った人気のメニュー。

オリジナルの「腸活ジェラート」
オリジナルの「腸活ジェラート」

ビフィズス菌や乳酸菌(腸内に存在する代表的な善玉菌)を独自に配合し、オーガニックシュガー(サトウキビ)だけの甘さでつくったオリジナルの「腸活ジェラート」として、テイクアウトや通販でも好評です。

「サルテリア デイジー」では、規格外農作物を活用したオリジナルの「腸活ジェラート」を受託製造する事業をスタート

増山大(ましやま まさる)さん(画像提供:サルテリア デイジー)
増山大(ましやま まさる)さん(画像提供:サルテリア デイジー)

増山さんは、コロナ禍で食材ロスに悩む生産者、食材の値上げや外食控えが回復せずに売上減に苦しむ飲食店を、なんとかサポートできないかと考え、規格外農作物を活用した「腸活ジェラート」のOEM事業を2022年7月1日(金)からスタート

OEMとは、「Original Equipment Manufacturing」の略。相手先の希望するオリジナル商品の製造を受託し、イメージに合わせた商品開発・製造することをいいます。

増山さんは、飲食店などからの依頼を受けて、ビフィズス菌と乳酸菌を配合したオリジナル「腸活ジェラート」を開発し、全国発送に対応できる設備を整えるべく、クラウドファウンディングを実施。無事資金調達がかない、OEM事業を開始したというわけです。

飲食店の売り上げアップに貢献し、農家からも喜ばれている「腸活ジェラート」OEM事業

(画像提供:サルテリア デイジー)
(画像提供:サルテリア デイジー)

手塩にかけて育てた作物を無駄にしてしまうのは、とても悲しくもったいないことです。廃棄されてしまう予定の規格外農作物を買い取ることで、農家の方からは喜ばれていると増山さん。

すでに提携した農作物例としては、沖縄産パイナップルや千葉県産甘酒、静岡県産ビーツ、長野県産ブルーベリー、静岡県産クラウンメロン、徳島県産ぶどう、栃木県産いちご・梨などがあるそうです。

また、コロナ禍で落ちた売上げを補填できる、新しい事業を始めたいというお店や、メニューに独自性やオリジナリティを出したいというオーナーさんから依頼が舞い込み、順調なすべり出しだといいます。

「味や品質には問題がないのに、サイズや形状が基準を満たさないため、流通に乗せられない規格外農作物は、実はたくさんあります。

このところの異常気象などで、見た目の悪い農作物が出荷できないなど、農家の方は苦労している。何とか応援できないかと始めた事業です」と増山さん。

しかし、規格外農作物は意図してできるものではないので、仕入れのコントロールが難しいという側面も

それでも生産者・飲食店の支援につながるよう、地域活性化・地方創生に貢献できるよう、今後も続けていきたいとおっしゃっていました。

「腸活ジェラート」OEM事業は、飲食業界への恩返し

「サルテリア デイジー」店内
「サルテリア デイジー」店内

増山さんは20代の頃、イタリア料理おいしさ、非日常感、ワクワク感に触れ、大切な人と特別なひと時を過ごせる自分のお店を持ちたいという夢を抱いたそうです。

飲食業界でキャリアを積み、2017年に独立開業し、池尻大橋に1号店をオープンさせました。その後、都立大学に2号店となる「サルテリア デイジー」をオープン。

しかし、どちらのお店も新型コロナウイルス感染症拡大により、大きなダメージを受けてしまいます。最終的に池尻大橋のお店を閉店。

この経験を踏まえ、「腸活ジェラート」OEM事業スタートすることで、自分のお店はもちろん、苦境に立たされている飲食店、行き場をなくした食材を抱えて困っている農家を救うことができればと考えたそうです。

自分を育ててくれた家族(農家)、飲食業界への恩返しを込めて、少しでも貢献できればとおっしゃっていました。

安心・安全で、食べることが幸せにつながる食事を提供するのが「サルテリア デイジー」のコンセプト

大切な人やご家族とおいしい食事を楽しみ、幸せな時間を過ごせる場所。増山さんがこだわっているのは「食べることは幸せ」につながるお料理を提供することです。

美容や健康を気にするあまり、無理をしたり、おいしくないものを我慢して食べるのはストレスの元。

食事というのは本来、食べる人にとって幸せな時間のはず。 我慢したり、健康面に不安を感じながら食べるなんて楽しくないですよね。

「サルテリア デイジー」のイタリアンは安心・安全な食材を使った、罪悪感なく食べられるヘルシーなお料理。ご家族そろって笑顔になれる「優しいママの味」を提供したいと増山さん。

食材選びや調理法などさまざまな工夫を重ね、小さなお子様にも安心して食べさせられるおいしいイタリア料理を「サルテリア デイジー」でぜひ楽しんでみてくださいね。

「サルテリア デイジー」の3周年記念フェア、開催中です!

(画像提供:サルテリアデイージー)
(画像提供:サルテリアデイージー)

2022年7月22日(金)に、3周年目を迎える「サルテリア デイジー」。7月19日(火)から22日(金)のディナータイム(17時~L.O21時)にお得なフェアを開催中です

グラススパークリングワインなどが1杯300円、ピッツァ1枚1,000円(お1人様1枚まで)、来店者全員プレゼントなど特典がいっぱい!

「オルトナーラビアンコピザ」
「オルトナーラビアンコピザ」

「サルテリア デイジー」自慢のピッツァはライ麦を多く配合しています。精製した小麦に比べ食物繊維が豊富で、食後の血糖値を急激に上げないというメリットも。

私も野菜をたっぷりと使った「オルトナーラビアンコピザ」をいただいたことがあります。ともかく生地がパリッとしていて香ばしく、噛めば噛むほど旨味が感じられるというピザ。

いろいろな野菜が彩りよく使われ、甘味もありました。

ライ麦は酸味があって苦手という方もいらっしゃるかもしれませんが、こちらの生地はバランスよく仕上がっており、全く気になりません。むしろ、ライ麦の香ばしさがよく引き出されていて食べやすいと感じました。

また訪れたことがないという方はぜひこの機会に「サルテリア デイジー」へ足を運んでみてはいかがでしょうか。

「腸活ジェラート」はテイクアウトもOK
「腸活ジェラート」はテイクアウトもOK

常時12種類のフレーバーをラインナップしているという「腸活ジェラート」は1階で販売中。2階のレストランでデザートとして提供している他、テイクアウトもできます。

毎日暑い日が続きますが、旬のフルーツや野菜のおいしさを存分に引き出した冷たいジェラートで、すこやかに乗り切りましょう!

■取材協力

Saluteria D/G(サルテリア デイジー)/株式会社Hungry Monkey

【店舗概要】
Saluteria D/G(サルテリア デイジー)
営業時間:ランチ 11時30分~15時(LO.14時30分)/カフェタイム 15時~17時/ディナー 17時~22時(LO.21時)、無休
住所:東京都目黒区柿の木坂1丁目31−14
問合せ先:03-6421-1237

地域ニュースサイト号外NETライター(東京都目黒区)

コピーライターからWebライターへ転身。アロマセラピスト・整体師としても時々活動しています。趣味はカンフー(八卦掌・長拳)と古代史。目黒区の魅力やおもしろいところを発信していきます。取り上げて欲しい目黒の穴場や情報もぜひお寄せください!

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