目黒区内にある神社の例大祭が2022年は開催。コロナ前の賑わいを取り戻しつつあります。

旧中目黒村の鎮守である中目黒八幡神社も、2022年例大祭ではお神楽や屋台の出店など、以前の姿に近づけた形で開催されそうです。

秋の例大祭では「江戸の里神楽」が奉納される中目黒八幡神社

中目黒八幡神社の主祭神は誉田別命（ほんだわけのみこと＝応神天皇）で、天照大神を合祀しています（一般社団法人めぐろ観光まちづくり協会発行「目黒観光大百科」より）。

神社へと昇る参道石段の向かって左側には、国家「君が代」の中に出てくる「さざれ石」がありますが、こちらは1996年（平成8年）に本殿の昭和造営60周年を記念しておかれたもの。

記念碑の文字は中目黒八幡神社とゆかりのある秩父の宝登山（ほとざん）神社・宮司さんが書いたものを彫ったそうです。

中目黒八幡神社はかつて、古代神話をもとにした十二座の神楽を奏することで知られていました。

現在では、土曜日の宵宮で稚児舞「浦安の舞」が、日曜日に「江戸の里神楽」が奉納されています。

中目黒2022年例大祭は9月24日（土）・25日（日）

コロナ禍でお稚児さんによる舞のご奉仕は控えてきましたが、2022年は3年ぶりに斎行。9月6日（火）現在の時点での行事予定は以下の通りです。

9月24日（土）

9時～20時受付　例大祭限定御朱印授与（紙でのお渡し）

9月25日（日）

10時～　例大祭式典（社殿内参列は役員総代のみ）

正午頃　浦安の舞奉納（式典後、年番稚児によるお披露目）

15時～18時　江戸の里神楽

屋台は24日（土）・25日（日）に規模を縮小して出店、境内での飲食はお控えくださいとのことでした。

この他、書道奉納作品が展示されます。

御神輿の渡御や奉納演芸は中止です。御神輿の展示・巡行や神酒所開設などは町会判断となりますので、各町会・神社までお問合せくださいとのこと。

それぞれ、感染症対策の関係で制限、中止等がある可能性がありますので、あらかじめご承知おきください。

今年の夏は「中目黒夏まつり」が中止になり、がっかりされた方も多かったはず。それゆえ、中目黒八幡神社の例大祭斎行は嬉しいニュースですね。

中目黒八幡神社に足を運ばれる際は、新型コロナウイルス感染症対策を万全に、通行指示に協力ください。ルールやマナーを守り、楽しいお祭りとなるようご協力よろしくお願いします。

【神社概要】
中目黒八幡神社
住所：東京都目黒区中目黒3-10-5
問合せ：03-3712-5507