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【目黒区】目黒駅周辺では希少な焼きたてパンのお店「大久保ベーカリー」、駅から遠くても行く価値あり!

Chikuwa地域ニュースサイト号外NETライター(東京都目黒区)

JR目黒駅周辺は、焼きたてパンのお店、過疎地帯といわれてきました。しかし、2022年7月に権之助坂沿いに「レ ジュド ベベ 目黒」がオープン。

カフェを併設したベーカリーで、モーニングもやっています。毎週、日曜日の朝、お店の前を通りますが常に大行列ができている人気店に。

皆さん、ベーカリーカフェのオープン(しかもモーニングをやっている)お店ができるのを待ち望んでいたのでしょうね。

そんなベーカリー過疎地帯である目黒駅周辺にもう一軒、誕生したのが「大久保ベーカリー」です。

「大久保ベーカリー」は目黒通り・元競馬場交差点近くに11月1日(火)グランドオープン

「大久保ベーカリー」がある場所はJR目黒駅から目黒通りを都立大学駅方面へ進んだ先。元競馬場交差点を右に入った中町通り沿いにあります。

地元では大人気のスイーツ店「もりかげ商店」があった場所といえばわかりやすいでしょうか。「もりかげ商店」の店主さんが函館へ移住するため、2022年4月で閉店。

「大久保ベーカリー」はその跡地に2022年11月1日(火)にグランドオープンしたというわけです。オープン以来、地元では話題になっており、早い時間に行かないと売れてしまうということでお昼頃に訪れてきました。

自家培養酵母を使用、国産小麦にこだわった安心、安全なパンがずらり

お昼過ぎでしたが、パンの種類がまだまだ豊富!

店内に入ると、スイーツ系、お惣菜系、バケットや食パンなどいろいろあり、選ぶのに迷ってしまいます。

しかもお値段がとってもリーズナブル。目黒区内にも関わらず100円台のパンがあるとは驚きです。

「大久保ベーカリー」の店主である大久保伊織さんは、代々木上原の有名店「カタネベーカリー」にいらした方。

すべて国産小麦(現在ラインナップしているパンは北海道産をメインにしているそうです)を使用し、自家培養酵母で焼き上げるパンは安心・安全にこだわったものばかりです。

ご主人手作りの看板
ご主人手作りの看板

お店の入口に飾られていた丸太を輪切りにした看板は、ご主人である大久保さん手作りだそうですよ。

お食事パンや懐かしいクリームパンなど5種類を購入

写真向かって左が「チャバタフランペ」、右が「クリームパン」
写真向かって左が「チャバタフランペ」、右が「クリームパン」

ランチ用にお食事系のパン、スイーツ系のパン、そして大好きなハード系パンと、全5種類のパンを購入しました。

チャパタはイタリア語で「スリッパ」を意味するパンです。バターや牛乳を使わずに焼く、水分量少なめのパン。

しっとり、もちもち食感が特徴で、「チャパタフランペ」はベシャメルソースをのせて焼いたものです。ベーコンがこんがりでマイルドな味わいが楽しめました。

クリームパンは小麦の味がしっかり楽しめて、甘さ控えめのやさしいカスタードクリームのおいしさとバランスが良かったです。

写真向かって左が「チョコフランス」、右が「ミルクパン」
写真向かって左が「チョコフランス」、右が「ミルクパン」

家人は「ミルクパン」と「チョコフランス」をチョイス。

ミルクパンは素朴な味。目玉焼きやウインナーソテーとともに主食として楽しめました。

チョコフランスはミルキーなチョコレート、バターの風味などが感じられ、とてもおいしかったとのこと。食べやすいミニサイズなところも嬉しいですね。

カンパーニュ
カンパーニュ

そして最後は「カンパーニュ」。ハード系パン好きとしては嬉しいラインナップです。

ライ麦もしくは全粒粉などを使い、自家製発酵種で作るカンパーニュは、パン職人の腕やこだわりが反映されやすいといいます。

袋から出した時のちょっぴりサワーな香り。しっとり、もっちりとした生地。サンドイッチにしてもおいしそうです。

他のパンもいろいろ食べてみたい「大久保ベーカリー」。最寄り駅であるJR目黒駅から約17分と少し離れていますが、皆さんもぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

目黒駅から東急バスで「元競馬場前」まで行けばそこから徒歩約1分です。

【店舗概要】
大久保ベーカリー
営業時間:10時~16時、日曜・月曜定休
住所:東京都目黒区目黒4丁目12-2

地域ニュースサイト号外NETライター(東京都目黒区)

コピーライターからWebライターへ転身。アロマセラピスト・整体師としても時々活動しています。趣味はカンフー(八卦掌・長拳)と古代史。目黒区の魅力やおもしろいところを発信していきます。取り上げて欲しい目黒の穴場や情報もぜひお寄せください!

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