【目黒区】全品、好きなだけ味見できる「試食屋」が自由が丘に2月1日(水)にオープン
おいしそうだなと思っても、実際にどんな味がわからないとなかなか手に出にくいものです。特にお値段が少し張るものだと、失敗したらどうしようと思い躊躇してしまいます。
今回、自由が丘にオープンした試食専門のお店「試食屋」は、気軽に試飲・試食だけができるお店。2023年2月1日(水)にオープンして以来、大人気のスポットとなっています。
店頭販売をするつもりがないのに、なぜかどんどん売れてしまう「試食屋」
「試食屋」では、各事業者から月額で設置料をいただき、試食用の商品を提供してもらうという仕組み。気に入ったらECショップなどで購入していただくのが原則なため、ショップカードを置いています。
しかし、試食して気に入ったお客様が今すぐ欲しいと購入するケースが多いのだそう。「試食屋」を運営する中村圭吾さんにお話をうかがいましたが、いくら商品が売れても売り上げはお店に100%還元しているそうです。
つまり、いくら販売しても「試食屋」の利益にはならないので、あまり積極的に売るつもりはないとのこと。とはいえ、欲しいというお客様には在庫がある限り販売しなければならない。
結構お値段の高い商品でもどんどん売れていくので、嬉しい悲鳴をあげていらっしゃいました。
試食していただくため飲食業の許可を取り、店内調理も行っている「試食屋」
例えば調味料やごはんのお伴など、それだけで味わっても良さが感じられないものもあります。冷凍の餃子やカレーペーストも試食していただくには調理が必要。
ということで、「試食屋」では飲食業の許可をいただき、実際に店内で調理してお出しできるようにしているそうです。
お1人で何品でも試食可能。気に入らなければもちろん購入する必要はありません。
スーパーやデパートなどでよく行われている試食販売では、試してしまうと買わないのが申し訳ないという気持ちになります。奨められるとあまり気に入らなくても買ってしまうということもしばしば。
しかし「試食屋」ならまったく気兼ねなく、いろんなものを試し放題です。
中村さんいわく「試食屋ではモノを売るのではなく、そのモノが日常生活にどのように彩りを与えてくれるのか、そのモノがどのように新しい変化を与えてくれるのか、などの部分を私たちはお客さんに伝えていきたい」とのこと。
むしろ、忌憚なきご意見やデメリットなどをどんどん教えていただければ、次の改良や改善につながるのでぜひお聞かせくださいとおっしゃっていました。
みなさんもぜひ気軽に立ち寄り、全国に眠っている逸品を発掘してみてはいかがでしょうか。また、おいしそうだと思っていたけれど味がわからないので購入をためらっていた、という商品に出会えるかもしれませんよ。
■取材協力
【店舗概要】
試食専門店 試食屋
営業時間:11時~19時
住所:東京都目黒区自由が丘2-9-6 Luz自由が丘1階