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【目黒区】食べた瞬間、思わず笑顔になってしまう、いちご大福と茶菓の店「あか」が自由が丘にオープン

Chikuwa地域ニュースサイト号外NETライター(東京都目黒区)

学芸大学にはスイーツ好きが一度足を踏み入れると、そこから抜け出せなくなるという噂の「スイーツトライアングル」があります。

「ダンラポッシュ」
「ダンラポッシュ」

中央通り商店街の中にあるカヌレのお店「ダンラポッシュ」、芸術的に美しいおはぎ「タケノとおはぎ」、そしていちご大福と茶菓の店「あか」です。

この3店舗、道路を挟んで向かい側にあるため(ダンラポッシュは、タケノとおはぎと同じ建物の1階で、路地を少し入ったところ)、地元ではそう呼ばれています。

「あか」が学芸大学にオープンしたばかりの頃の大行列
「あか」が学芸大学にオープンしたばかりの頃の大行列

この中で最も入手困難なのが「ダンラポッシュ」のカヌレ。内藤さんがワンオペでやっているお店なので、購入するための予約券をゲットするところから争奪戦です。販売は土日のみ。

「タケノとおはぎ」「あか」も早い時間にいかなければ、売り切れてしまうので油断がなりません。

「タケノとおはぎ」
「タケノとおはぎ」

タケノとおはぎ」は世田谷区の桜新町が本店。「あか」は学芸大学が本店なので、ココだけしか購入できませんでした。

そしてついに、「あか」の2号店が自由が丘に、2023年2月23日(木・祝)にオープン!

私の自宅により近いところなので、これは嬉しいニュースです。さっそくおいしいいちご大福をゲットしにいってきました。

「あか」自由が丘店は間口が狭く、大きな看板がないので見落とし注意!

場所は女神通り沿いで、自由が丘駅正面口を出たら「自由が丘デパート」に沿って都立大学駅方面へ進むとある「自由が丘ひかり街」の1階です。

間口がドア一つ分で店舗上に看板を出していないので見落としがちです。何も描かれてない真っ白な看板の下だと覚えておくとわかりやすいかもしれません。

購入したいちご大福は、「天使のいちご(R)」「よつぼし」「桃薫(とうくん)」の3種類

平日の12時を回った頃に訪れたのですが、すでに期間限定の「チョコ大福」は売切れていました。在庫があった「天使のいちご(R)」「よつぼし」「桃薫(とうくん)」と3種類のいちごを使った大福を購入。

「あか」学芸大学店で購入した「桃薫」のいちご大福
「あか」学芸大学店で購入した「桃薫」のいちご大福

「桃薫」は以前、学芸大学店で購入したことのあるいちご品種です。いちごなのに、桃のような甘さと、やわらかな香りが印象的ないちごでした。「天使のいちご(R)」「よつぼし」は初めてなので楽しみです。

「あか」が使用しているいちごは全国の農家から直送されてくるいちご、北海道産の高級菜豆「大福豆」を使用した白あん、滋賀県産の羽二重餅粉でつくられた求肥。

国産素材にこだわりつつ、その持ち味をシンプルに活かした無添加のいちご大福店としてオープン以来、スイーツ好きのハートをわしづかみにしてきました。

甘味が強く、適度な酸味の「よつぼし」、上品な香りとさっぱりとした味わいの「天使のいちご(R)」

個性的ないちごの断面
個性的ないちごの断面

上写真で最も赤い手前のいちごが「滋賀県産よつぼし」を使ったいちご大福。

「よつぼし」は2017年に品種登録された「種子繁殖型」のいちごだそうです。三重県、香川県、千葉県、九州沖縄農業研究センターが共同で開発したもの。

通常のいちごは、「ランナー」という子苗(蔓)から増殖させるそうなのですが、よつぼしは種で増殖します。「ランナー」はいわゆる「クローン」なので、親株が病気やウイルスに感染すると伝染してしまうというデメリットが。

また、「よつぼし」は四季成りなので温度や日照時間などの条件に左右されないというところも魅力的な品種なのだそうです。

円錐形の美しい形。光沢のある果皮。甘味が強く、適度な酸味でとてもジューシーでした。

「よつぼし」という名前は、「甘味」「酸味」「風味」がよつぼし級に「美味」しい、という意味のほか、4つの機関が共同で開発したという意味も込められているそうです。(参照元:種子繁殖型イチゴ研究会ホームページより)

よつぼしの向かって右隣り、真っ白ないちごは「天使のいちご(R)」を使ったいちご大福。

「天使のいちご(R)」は株式会社つのたんIPが家庭園芸用に栽培できる白イチゴの品種として開発したもので、正式品種名は「ももいろほっぺ8号」というそうです。

「ももいろほっぺ8号」はカネコ種苗との共同企画により2017年から「天使のいちご(R)AE(エンジェルエイト)」という名称で苗の販売が2018年からスタート。 とても育てやすいいちごなのだそうです(参照元:カネコ種苗ホームページより)

果肉はやや硬めで、上品な香り、酸味・甘味がほどよくさっぱりとした味わいでした。

写真奥、黒いカップに入っているのは「桃薫」。こちらも従来のいちごに比べ、色はやや白っぽい印象ですが、外皮の部分が少し赤いのがわかりますでしょうか。

完熟しても淡い桃白で、桃に似た豊潤な香りが特徴となっています。

他の品種のいちごを使ったいちご大福のお味は、上のポスターを参考にしてくださいね。

お店の方とお話したところ、学芸大学店は駅から少し離れた商店街の中にあるため、お店の場所がわからないという問合せがよくあるそうです。

今回、自由が丘駅からアクセス便利な場所に店が出来たことで、もっと気軽に「あか」のいちご大福が購入できるようになって嬉しいとおっしゃる方が多いそう。

私もランチや取材のついでに「あか」のいちご大福が買いに行けるようになり、ちょっと嬉しいと思っている1人です。

皆さんもぜひ、いろいろな品種を使った「あか」のいちご大福、食べ比べてみてくださいね。

【店舗概要】
あか 自由が丘店
営業時間:11時~売切れ次第終了、月曜・火曜定休
住所:東京都自由が丘1丁目27−1

地域ニュースサイト号外NETライター(東京都目黒区)

コピーライターからWebライターへ転身。アロマセラピスト・整体師としても時々活動しています。趣味はカンフー(八卦掌・長拳)と古代史。目黒区の魅力やおもしろいところを発信していきます。取り上げて欲しい目黒の穴場や情報もぜひお寄せください!

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