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【目黒区】生活を彩る雑貨も充実、松本民芸家具専門店「目黒花森」で砥部焼のワインボトルを購入

Chikuwa地域ニュースサイト号外NETライター(東京都目黒区)

JR目黒駅から東急東横線・学芸大学駅方面へ伸びる目黒通り沿いは、通称「インテリアストリート」と呼ばれ、家具屋さんが軒を連ねる人気のエリアです。

アンティークやヴィンテージ家具、北欧の家具など、おしゃれで洗練されたお店がずらり。

しかし、今回は東急東横線・中目黒駅から目黒線・不動前駅方面へと延びる山手通り沿いで発見した素敵な家具屋さんをご紹介しましょう。

信州松本で伝統の家具作りを行っている松本民芸家具専門店「目黒花森」です。

ヨーロッパの美と日本の伝統技術が生み出す「用の美」を追求した家具を扱う「目黒花森」

「目黒花森」で扱っている家具は、親子三代にわたって愛用できる家具作りを続けている松本民芸家具です。

生活工芸の美しさを体現する民藝の精神に則り、和家具技術と西洋文化を融合させた日本の生活文化・食文化に寄り添った家具を提供。

使い込むほどに輝きを増す「用の美」と、経年経過が楽しめるなんとも味わい深い色合いの家具です。

目黒区には「美の生活化」を目指す民藝運動の本拠として柳宗悦さんたちを中心に開設された「日本民藝館」があります。

目黒区駒場にある「日本民藝館」
目黒区駒場にある「日本民藝館」

「目黒花森」では、この民藝の思想に基づいた、使い込むほどに味わいが増す家具を展示販売。

そしてその家具のある暮らしやライフスタイルを彩る、さまざまな雑貨や器なども合わせて扱っていらっしゃいます。

山手通りをぶらぶらしていて私の目に留まったのは砥部焼のワインボトル!

「目黒花森」の前を通った際にふと目に留まったのが砥部焼のワインボトル。以前、自由が丘にある砥部焼を専門に扱うお店「浜陶 東京自由が丘店」でも見かけて、買おうかどうしようか迷ったことがありました。

「目黒花森」に置かれていたワインボトルは、砥部焼らしい藍色の唐草模様をモチーフにしたデザインで底が広く、立てた時の安定性が比較的良いデザイン。

砥部焼のワインボトルはコルク栓が甘く、ワインの保存には向きません。ボトルの厚みが薄いのでちょっと不安定になりやすいというのが気になるポイントでした。

しかし、ワインは抜栓した後少し呼吸させて香りを豊かにしたり、味わいをマイルドにさせたりするデキャンタージュを行います。保存には向かないけど、呼吸させるのにはぴったりなのではと思い、今回思い切って購入しました。

「目黒花森」には砥部焼以外にも、日常使いにぴったりな器、ガラス製品がずらり

伝統的な日本の絵柄が魅力の砥部焼を始め、大分県の小鹿田焼きを中心に、暮らしを豊かにしてくれる陶磁器やガラス製品を厳選。全国各地の産地や工房から買い付けて販売しています。

都会暮らしだと家のスペースに限りがあり、なかなか大物家具をそろえることは難しいですが、こういった趣味のよい器などをコツコツ集めて楽しむのは気軽にできてよいですね。

お部屋の模様替えで家具を買い替えようとお考えの方、お気に入りの器を揃えたいという方、ぜひ「目黒花森」へ足を運んでみてはいかがでしょうか。

■取材協力
松本民芸家具専門店「目黒花森」
公式InstagramTwitter

【店舗概要】
目黒花森
営業時間:11時~18時、水曜定休
住所:東京都目黒区目黒3丁目1-8
問合せ先:03-5725-7830

地域ニュースサイト号外NETライター(東京都目黒区)

コピーライターからWebライターへ転身。アロマセラピスト・整体師としても時々活動しています。趣味はカンフー(八卦掌・長拳)と古代史。目黒区の魅力やおもしろいところを発信していきます。取り上げて欲しい目黒の穴場や情報もぜひお寄せください!

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