大きな鉄鍋で油を回しかけながら焼き上げていく焼小籠包。アツアツの肉汁が飛び出すので注意して食べなければなりません。

でも、焼きたてをハフハフいいながら食べるのっておいしいですよね。

そんな焼小籠包を提供しているお店、「大山生煎（タイゼンシェンジェン）店」へ久しぶりに行ってきました。

場所は自由が丘駅のすずかけ通り（通称：グリーンロード自由が丘）と自由通りの交差点近くにあります。

「生煎（シェンジェン）＝焼小籠包」のこと、上海の老舗人気店「阿三生煎館」の味を引き継ぐ「大山生煎店」

生煎（シェンジェン）、つまり焼小籠包は上海を代表するローカルフードなのだそう。「大山生煎店」は、上海の老舗人気店「阿三生煎館」の秘伝レシピを、日本人として初めて伝授してもらい、現地の美味しさを提供しています。

お店で使用しているお肉は100%国産豚で、鹿児島産と茨城産の2種類をミックス。餡を包む皮の小麦粉は、本場の味を再現するために探しあてた、日清製粉の最高級のものを使っているそうです。

2021年2月に店内を改装。その後、しばらくおじゃましていなかったことに気が付き、今回はランチ用のテイクアウトで訪れたというわけです。

イートインはオールスタンディング、テイクアウトのお客さんも多い「大山生煎店」

店内はすべて立ち飲み＆立ち食い。焼きたての小籠包をハフハフいいながら食べて、サクッと飲むというスタイルです。せんべろセットもありました！

「大山生煎店」は焼き小籠包の他に担々麺（汁なし・汁あり）や中華粥、素粥、油そば、酸辣湯（サンラータン）スープなどもあり、全品テイクアウトが可能です。今回は焼き小籠包と汁なし担々麺、鶏と干しえびの中華粥をテイクアウトしました。

小籠包は焼きたてを提供しているため、焼きあがるまで10～15分待ちます。

土曜日ということもあって、店内はほどよく混んでいる感じ。私のようにテイクアウトのお客様も多く並んでおり、賑わっていました。

焼立て小籠包とおかゆ、担々麺の準備完了！小籠包以外のメニューは初めてです

さっそく熱いうちに焼小籠包をいただきます！

餡を包んだ側はこんがりと焼き目がついておいしそうです。

「大山生煎店」の小籠包は皮がやや厚め。中から肉汁が飛び出すので穴を開けてスープを逃がしながらかぶりつくのがコツです。

こちらの小籠包はお肉の味がしっかり楽しめるのが特徴。肉々しい小籠包を楽しみたい方にはおすすめのお店です。

花椒粉の痺れが効いたお店1番人気のサイドメニューといわれている「汁なし担々麺」。ときどき無性に食べたくなる味です。

麺はやや中太で具材との絡みもよく、程よい辛さがクセになります。

「大山生煎店」の中華粥は鶏と干しえびのうま味が溶け込んだお粥。スープでお米を炊く中華粥はお出汁をしっかり吸い込んでいるので味がしっかり目です。

胃の調子が悪い時でも負担を掛けずにいただけるので、飲みすぎた翌日にもいいですね。ちなみに1人で全部食べたわけではなく、家人と2人でいたきました。

今度は「せんべろ」をしに行きたいです。

【店舗概要】
大山生煎（タイゼンシェンジェン）店
営業時間：12時～22時、不定休
※売切れ次第終了
住所：東京都目黒区自由が丘1-4-6 １Ｆ
問合せ先：03-5731-0977