【目黒区】ショールーム型インテリアショップ「エネン 自由が丘店」で、XRを使った家具選びを体験
お引越しやお部屋の模様替えでいつも悩むのは家具選び。しっかりサイズを測って何度もカタログやホームページなどを見比べ、確証を得て選んだつもりでも失敗だったということはたびたび起こります。
昨年お引越しをし、キッチンに置くダイニングテーブル兼食器棚、調理作業テーブルになるものを通販で購入しました。しかし、ネットだけでは決断できず、最終的にはお店にも足を運んで実物を確かめるなど、購入するまで1ヵ月もかかってしまいました・・・。
2023年4月20日(木)に誕生したばかりのブランド「ENEN(エネン)」は、オンラインストアで家具を販売する会社。インターネット上で最新のXR技術を使い、自宅にいながら家具選びを簡単にする画期的なシステムを使っています。
そんな「ENEN(エネン)」が、自由が丘の学園通り沿いに「見て、触れて、体験する」ショールーム型家具・インテリアショップ「ENEN 自由が丘店」を5月20日(土)にオープン。
私のようにオンラインだけでは心配で購入を決断できないという方、実際に手で触れて、座り心地、使い心地を体感した上で購入したいという方のニーズにも応えてくれる「ENEN(エネン)」のリアル店舗1号店となっています。
「ENEN(エネン) 自由が丘店」では実物の素材感や色味などを確かめられる他、在庫のないものもVRでチェックできる!?
今回、オープン前の内覧会におじゃまし、「ENEN(エネン) 自由が丘店」の画期的な展示方法を体感してきました。家具はサイズが大きいものが多く、ショールームで実物を見ることができるとはいえ、すべての形や色味を取りそろえることは難しいものです。
しかしここ「ENEN(エネン) 自由が丘店」では、お店に在庫がない家具でもまるでそこにあるがごとく確かめることができます。それは店内奥にあるこの2m幅の大型LEDビジョン!
購入を検討している家具をモニター上に映し出し、タッチパネルを使った簡単な操作で左右上下など様々な角度から商品を見ることができます。私も実際に体験しましたが、まるでそこに実物があるかのように実寸大家具を3D表示してくれるのを見てびっくり。
商品のサイズ感や奥行き、テイストなどがリアルに確認できました。これは凄い・・・。
インテリアコーディネーター気分でお部屋の模様替えや家具のレイアウトまで確認可能
お部屋全体の模様替えを考えている、新しく新生活を始める。そんな時は家具を一から揃えるということがあります。
お部屋のスペースに合わせてどのように家具を配置するか。組み合わせはどうするか。そんなお悩みも楽々解決してくれるのが「ミニチュア家具3Dシミュレーション」です。
コピー機の原稿を置くガラス面のような装置の上に、まずはお部屋の広さ(8畳、10畳など)を読み込ませます。すると正面にあるモニター上に、その広さと同じ部屋の見取り図が現れるという仕組み。
表示のさせ方は2D(平面)と3D(立体的)の2タイプから選択可能です。
続いて、予め用意されている複数のミニチュア家具をガラス面に置いて情報を読み込ませれば準備OK。家具の場所・向き・組み合わせ・配置を、直感的に置くことで自分好みのレイアウト・コーディネートが完成できるというわけです。
色の組み合わせやデザインテイストを決めていく一つの指標にもなります。ここで完成させたコーディネートはもちろん保存して持ち帰り、オンライン上で操作を再開することもできますよ。
まるでインテリアコーディネーターになったような気分で、理想のお部屋を完成させられるってかなり画期的なシステムですね。
実生活に近い採光や他のインテリアとのマッチングも再現する「ENEN(エネン) 自由が丘店」のディスプレイ
同じサイズのお部屋であっても、採光や開口部がどちら向きかによってインテリアの見え方が違ってきます。部屋に置いたら思ったのと違ったということはよくあること。
また、他の家具との組み合わせに迷ったり、ラグやカーテンとのコーディネートに迷うということもありますね。
「ENEN(エネン) 自由が丘店」では朝日や夕景、夜景など、実際の外光に近い状態を再現するフェイクウインドウ(高輝度の液晶デジタルサイネージ)と、照明の各光源や自然光に調光調色できるフェイクトップライトを設置。
部屋全体のイメージや雰囲気はもちろん、クッションの柄選びといったピンポイントなチェックも気軽にできますよ。
150種類を超える家具・インテリアをカードに。お気に入りを持ち帰り、比較検討できる「カードクリッピング」
インターネットでお買い物に慣れてきたとはいえ、複数の商品を比較しながら購入するかどうかを決めるのって意外に大変です。特に家具の場合は、お部屋全体の印象を左右しますし、お値段が張るものですから慎重に選びたいもの。
そこで「ENEN(エネン) 自由が丘店」では、気になる家具やアイテムをカード化して、店内の壁面に収納。気に入ったアイテムのカードに印刷されたQRコードを読み取ることで、商品ページにあるAR/VRサービスと連動し、すぐに呼び出せるというシステムを導入しています。
これならゼロから検索する必要がなく、自宅に帰ってすぐに気に入った家具を「ARカメラ」で部屋に配置してみるというのが簡単にできますね。
ちなみに「ARカメラ」とは、気に入った家具を自分の部屋に、スマホを使って実際にレイアウトできるという「ENEN(エネン)」独自のシステム。試し置きしてみたい家具を呼び出し、お部屋内に3Dデータの家具を実物大で映し出すことができます。
既存のインテリアとのサイズ感や色の組み合わせなどを簡単にチェックでき、かなり実際のイメージに近い家具選びができるようになっています。
また、「ENEN(エネン)」では、先ほどご紹介した「ミニチュア家具3Dシミュレーション」に近い操作ができるものをオンライン上でも用意。
「3D ROOM TYPE(VRショールーム)」というもので、好みの家具をバーチャル上のお部屋に配置し、レイアウトなどを確かめることができます。
どちらも最新のXR技術を駆使したシステムで、アプリのダウンロードが不要。オンラインストアからシームレスに起動できるのは嬉しいポイントですね。
「ENEN(エネン) 自由が丘店」ではインテリアのテイストやコンセプトに合う生活雑貨もずらり
「ENEN(エネン) 自由が丘店」では、インテリアのベーシックテイストである「natural・modern・nordic mix・steel&material」の4種類のデザインに合わせた、ナチュラルで心地よい暮らしを彩る生活雑貨を扱っています。
カーテンや照明などはもちろん、暮らしを快適に整えるフレグランス、ボディケア、フラワーベース、タオル、食器などなど。
高品質なタオル製造で有名な今治タオルメーカーの「orim(オリム)」とコラボしたオリジナルタオルは肌触り抜群で、色味もナチュラルなのでどんなインテリアにも合わせやすいラインアップ。
ギフトにしても喜ばれそうですね。
お店まで足を運べない、家でじっくり検討したいという方には素材サンプル(無償・有償)の提供も可
通販だと正確な色味がわからない、素材感が思っていたのと違うというということはよくあります。「ENEN(エネン)」ではファブリックサンプル(無料)とカラーリングを含むウッドサンプル(1ピース100円)を用意。
家具の手触りや実際の色味を確かめられるので安心です。「ENEN(エネン) 自由が丘店」へ直接出向いて持ち帰ることもできますし、送料無料で自宅まで送ってもらうことも可能。
不要になったサンプルは発送時の梱包材に入れて無料で返送できるところも嬉しいサービス。返送されたサンプルや梱包材は出来る限りリユースするそうです。
自分好みの家具を簡単に、自由にクリエイトできる画期的な家具ブランド「ENEN(エネン)」
「ENEN(エネン)」は、店舗設計施工および店舗什器製造販売大手の株式会社店研創意(てんけんそうい、大西グループ)が新しく設立した家具ブランド。
店舗の什器や備品を含め、空間の企画・デザイン・施工などを長く手掛けてきた実績を活かし、天板や脚、アームなどのパーツや豊富な素材、形状を自由に組み合わせ、自分好みに簡単にカスタマイズできるモジュラー家具「KUUM(クーム)」を開発しました。
手頃な価格でありながら、ユーザー自身のオリジナリティを発揮できる、新感覚の家具を提案しています。
日本の居住空間をベースに組み合わせやすいサイズ、形、高さなどを規格化。長く愛用しても飽きのこない色味や素材感、いろんなテイストに合わせやすい洗練されたデザインなど、細部に至るまでこだわり抜いたオリジナル商品です。
代表的な商品を簡単にご紹介していきましょう。
家族それぞれが好みの一脚をカスタマイズ可能「KUUM(クーム)」のチェア
「KUUM(クーム)」のチェア、特徴は座面と背もたれ、脚のパターンをいくつか組み合わせることで少しずつ印象が異なるチェアを自分流にカスタマイズ可能というところ。
同じような色でも座面・背もたれの形違い、脚を木製・スチール製にするかによって少しずつ異なるテイストになります。座面もクッション性のあるものを選べば、同じデザインでもファブリック違いで個性を出すことも可能に!
家族全員の好みに合わせて異なる表情のチェアをレイアウトする、というのも面白そう。同じシリーズなので、形やテイストが異なっていても違和感なくコーディネートできるところが魅力です。
天板のテイスト・脚の形・素材も自由に組み合わせ可能な「KUUM(クーム)」のテーブル
使用する空間に合わせて天板のサイズ・形を選べるテーブル。脚は木製とスチール製の2種類あり、形も3パターンあるので好みに合わせて変化を出すことができます。
ダイニングテーブルや作業台、ワークテーブルなど、使い分けが簡単。シンプルで使いやすい形状なので、1台に複数の役割を持たせることもできますね。
一般家庭のインテリアはもちろん、職場のデスクとしても魅力的なデザインです。
座り心地は2種類、人数に合わせて増減可能な「KUUM(クーム)」のソファ
1人暮らしから2人暮らし、家族が増えて、また減って・・・。歳月を重ねるごとに一緒に暮らす人数や住まい方は変化していきます。
その都度家具を買い替える、という楽しみもあるかと思いますが、循環型社会を目指し、できるだけモノを捨てずにリサイクルやリユースなどを心がけていきたいものです。
KUUM(クーム)のソファは木製・フルカバーの2タイプあり、1人用・2人用に加えて、それぞれを連結することで3人以上で使用することが可能。アームなし・アーム付き・片アーム付きと選べるのが特徴です。
ファブリックの色、クッションの固さ(固め・やわらかめ)、脚の素材も選べますし、オットマンも用意。家族や暮らしの変化、好みに合わせて常にベストな組み合わせ、レイアウトを探れるのも魅力ですね。
使い捨てではないSDGsな家具づくりをお客様とともに取り組む「ENEN(エネン)」
最近では手頃なお値段で買える家具が増え、高級なものから安価なものまで選択肢が増えました。お値段が安いゆえに壊れたり、汚れたり、ライフスタイルに合わなくなれば捨てればよいという発想になりがちです。
「ENEN(エネン)」では、使い捨ての家具ではなく、暮らしと共に寄り添い、変化しながら使い続けていけるものを目指しています。そのために「メンテナンスや修理がしやすく、丈夫で長く使える」だけではなく、家具の引き取り、再生・再販売サイクルの構築にも取り組むとのこと。
まだ生まれて間もない家具ブランドですから、家具の引き取りや再生などはこれからですが、可能な限り環境負荷の少ない素材や生産方法を積極的に取り入れていくことをモットーとしているそうです。
FSC認証取得の木材、間伐材、端材などを原料としたリサイクル材の使用、見た目の優劣ではじかれてしまった材を目だだないところの補強材や着色して使うなど原材料を工夫。ファブリックやプラスチックも再生素材を積極的に採用しています。
パーツを極力減らし、共通化することで組み立て・分解・交換を容易にするなど家具設計にもこだわりが。メンテナンスや修理のしやすさとともに、「脚だけ交換してインテリアの雰囲気を変えたい」という要望にも応えてくれます。
店舗の什器や備品を含め、空間の企画・デザイン・施工などを長く手掛けてきた大西グループだけあって、購入後のサポートも至れり尽くせりです。
ご家族連れで気軽に立ち寄れるロケーション、まずは自由が丘のショールーム型インテリアショップ「ENEN(エネン) 自由が丘店」に来店し、その家具の魅力に触れてみては?
■取材協力
【店舗概要】
ENEN(エネン) 自由が丘店
営業時間:11時〜20時、水曜休み(不定休あり)
住所:東京都目黒区自由が丘2-10-14 青木ビル1F