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【目黒区】学芸大学駅近く「馬肉の馬力屋」なら馬刺しはもちろん、希少部位やペット用馬肉も購入可能

Chikuwa地域ニュースサイト号外NETライター(東京都目黒区)

年末年始のご馳走といえばカニ!? 我が家ではここ数年、カニ鍋と決まっていました。
しかし「カニを食べるの何となくめんどくさいよね」と誰ともなく言いはじめ、2023年の年末はフグ鍋にすることに。

ところが肉派の子どもたちから「フグだけじゃ物足りない」という意見が出され、急遽馬刺しを追加で購入。
学芸大学駅東口商店街を抜けて徒歩約2分のところにある馬肉専門販売店「馬肉の馬力屋 学芸大学店」に行ってきました。

いろいろな産地の馬肉が揃う「馬肉の馬力屋 学芸大学店」

「馬肉の馬力屋 学芸大学店」は2021年7月15日(木)にオープンしたお店。都内では品川新馬場店に続いて2店舗目となります。

馬肉というと熊本が有名。しかし、「馬肉の馬力屋」では青森、福島会津、神奈川、モンゴルなどさまざまな産地の馬肉を取り扱っています。

冷凍物だけではなく、一度も冷凍していないチルド商品、めったに見かけない希少部位やワンちゃん用の馬肉など品ぞろえが充実。馬肉にもいろいろな種類があるのだと興味津々です。

栄養価が高く、脂質が少ない、低アレルギー食材として注目されている馬肉。実は馬肉の「生食」は消化も良いそうで、ジビエの中ではとても身近なお肉といえそうです。

馬肉生産量は熊本県がダントツ1位、でも福島県だって負けてはいません

これまで食べたことのある「馬刺し」は熊本産と福島会津産。実家が福島にあるので、いちばんなじみがあるのは実は福島会津産です。

しかし、一般の方のイメージはやっぱり熊本ですよね。全国の馬肉生産量の9割が九州と東北で生産されている中で熊本県は断トツの1位。

街中にはたくさんの専門店があり、スーパーなどでも牛肉や豚肉と並んで販売されているといいいます。熊本県民からも愛されている郷土料理の一つといえるでしょう。

大きく水をあけられているとはいえ、福島県だって生産量第2位。会津産の馬肉は「馬肉の馬力屋」では唯一、1度も冷凍されずにチルドで届くスペシャルな一品となっています。

会津産の馬肉は脂身をほぼ感じない赤身の名産地として有名で、辛味噌にんにくタレで食べるのが一般的です。

おじゃました日は「ロース」「シンタマ(モモ中心部の柔らかい部位)」「ウチモモ」がラインナップされていました。

初めて知った、産地によってずいぶん味が違う馬肉

「馬肉の馬力屋 学芸大学店」で紹介されていた産地別の馬肉の特徴をチェック。産地によって肉質や味わいがずいぶん違うんですね。初めて知りました。

もっともねっとりとした肉質なのが福島県会津産の馬肉。口の中でとろけるおいしさとあります。

次にやわらかいのが神奈川県産。続いて赤身と霜降りのバランスが絶妙なのが熊本県産で、コスパが良く比較的締まった肉質なのがモンゴル産なのだそう。

最も締まった肉質なのが青森県産。福島県産とは対極的で、しっかりとした肉質で噛めば噛むほどに深いうま味を感じるそうです。

初めて食べる青森県産の馬肉、希少部位の「コウネ(たてがみ)」にもチャレンジ

これまで青森県産の馬肉を食べたことがないので、今回は「コウネ」「特上霜降り」を購入してみます。

馬肉の希少部位である「コウネ」は馬の首の皮下脂肪部分で1頭から5キログラム程度しか取れないそうです。

脂肪なのにあっさりとした味わいで、コリコリとした独特の歯ごたえがあります。赤身と一緒に紅白で盛り付け、一緒に食べるのもおすすめだそうです。

見た目もおめでたい感じになるのでお正月向き。「コウネ」はコラーゲンも豊富で美容効果も絶大ということで女子には嬉しい部位。

他にもお腹周りの三層肉「フタエゴ馬刺し」やレバ刺し、馬タンくんせい、フタエゴくんせいなどもあります。うーん、これは奥が深い。

食べ比べ用に熊本県産の「上赤身」も購入してみました。

実際に「馬肉の馬力屋」で購入した「コウネ」「上赤身」「特上霜降り」をお正月にいただきましたが、どれも極上の味わい。青森県産の馬肉、霜降りといいつつもさっぱりとしていて、旨味がしっかり楽しめる逸品でした。

ペット用の馬肉ミンチや細切りは人間も食べられます!

愛犬の健康に気遣う飼い主さんにおすすめなのが馬肉。低カロリーで低脂質、たんぱく質がバランスよく含まれており、アレルギーがあるワンちゃんにもおすすめなのだとか。

前述の通り、生肉で与えても消化が良いので安心してあげられます。

こちらの愛犬用馬肉はもちろん、人間もOK。ミンチや細切りタイプなので、そのままハンバーグにしていただくと美味だそうです。

2023年春に開催された「目黒マルシェ」に出店していた「ONIKU STAND 目黒店」の馬肉ハンバーグを食べたことがありますが、さっぱりとしていてとてもおいしかったと記憶しています。

愛犬用に買ったけど、飼い主さんがおいしくいただいちゃう可能性大、かもしれません。

ワンちゃん用のおやつも好評で、お誕生日や特別なご褒美としてあげたら喜ぶこと間違いなしです。

普段はなかなか手が出ない馬肉ですが、ちょっと特別な日に贅沢するのもいいものです。「馬肉の馬力屋」では毎月29日(肉の日)にスーパーセールを実施。

最大なんと50%オフになる品物も。これは見逃せないチャンスですね。

ご当地別のつけダレや上手な解凍方法、おいしい食べ方もアドバイスしてくれますよ。また、我が家のように地方発送もOKですので、ご贈答品にもぜひ。

■取材協力

馬肉の馬力屋 学芸大学店

【店舗概要】
馬肉の馬力屋 学芸大学店Rettyページ
営業時間:11時~20時、月曜定休
住所:東京都目黒区鷹番2-20-18
問合せ先:03-3792-7333

地域ニュースサイト号外NETライター(東京都目黒区)

コピーライターからWebライターへ転身。アロマセラピスト・整体師としても時々活動しています。趣味はカンフー(八卦掌・長拳)と古代史。目黒区の魅力やおもしろいところを発信していきます。取り上げて欲しい目黒の穴場や情報もぜひお寄せください!

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