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【目黒区】1人時間を気兼ねなく満喫できる武蔵小山・平和通り商店街「kenohi(ケノヒ)」へ

Chikuwa地域ニュースサイト号外NETライター(東京都目黒区)

武蔵小山駅の目黒区側にある平和通り商店街。古き良き日本の商店が軒を連ねる、ちょっとレトロな雰囲気が魅力です。

そんな平和通り商店街の中にある喫茶食堂「kenohi(ケノヒ)」は、お1人様歓迎のお店。いつも取材でバタバタしていてなかなかおじゃまする機会がありませんでした。

今回もやっぱり取材前で時間があまりないけれど、どうしてもお昼ご飯を食べたくておじゃましてきました!

お1人様にとことん優しい「kenohi(ケノヒ)」

お1人様が心地よく過ごせるように工夫された「kenohi」の店内。窓側・壁側に向かって1人席がずらりと並んでいます。

もちろん2人で来店しても構わないのですが、それぞれが思い思いの時間を過ごすことが原則。各テーブルの近くには本が置いてあったり、書き物ができるようにペンも備え付けてあります。

店内には本棚もあるので、手ぶらで訪れても気になる本を借りて読書ができるようになっていました。

初来店でしたので、店主さんが丁寧にお店のシステムを説明してくれました

入店時とお手洗いの後はアルコール消毒。2時間ごとにオーダー(軽食を除く)。店内での大きな声でのおしゃべりは控えて欲しいという3つのお願いがありました。

お腹がいっぱいでオーダーが難しい場合は、席料を支払って利用することも可能とのこと。ゆっくり読書したいときは嬉しいシステムですね。

お水はウォーターサーバーが厨房前のカウンターにあるのでセルフで。おしぼりなどもそちらにあります。

きちんとした食事を丁寧に楽しみたい時に嬉しい「kenohi定食」

以前から気になっていたのが「kenohi定食」。このところの暴飲暴食で胃腸がお疲れ気味でした。

リモートワークの一番良いところは、ラッシュ時に電車で通勤する苦痛から解放されること。その代わりにご飯を食べながらついつい仕事をしてしまいがちです。

ふと我に返ると、最近ちゃんとしたご飯を作って食べていないということに気が付きました。「kenohi定食」は玄米ご飯に汁物、お惣菜が5品のセットになった、心にも優しいメニューです。

「kenohi」ではしっかりとした食事から軽食、スイーツなどが充実。アルコール類などもあるので、お惣菜をおつまみにちょい飲みしながらゆったり過ごせる感じになっています。

野菜がしっかり摂れて、食材の繊細なうま味が楽しめる「kenohi定食」

私が訪れた日の「kenohi定食」は玄米ご飯とあおさの味噌汁、5品のお惣菜が付いていました。簡単にご紹介しましょう。

玄米ご飯

玄米特有の匂い(ぬか臭さ)はまったく気にならず、ふっくらと炊きあがっています。お茶碗が丁寧に金継ぎで修復してあるのも味わいがあって素敵。

あおさのお味噌汁

丁寧に取られた出汁とあおさの香りが楽しめるお味噌汁。あおさのなめらかな舌触りがいい感じです。

蒸し鶏とゴボウのみそ漬け

「蒸し鶏とゴボウのみそ漬け」はしっかりとした歯ごたえも残したゴボウの味噌漬けと蒸し鶏を合わせた一品。「kenohi」で使っているお野菜は基本的に無農薬無化学肥料のものです。

紅はるかの和風グリル

続いて「紅はるかの和風グリル」。紅はるかならではの優しい甘味とねっとりとした食感が楽しめました。

カーボロネロケール胡麻和え

「カーボロネロ」とはイタリアトスカーナ地方原産で球にならない派キャベツの一種。ケールの仲間なのだそうです。胡麻和えと相性がよいとのこと。

熱を通すと苦味はあまり感じず、しっかりとした歯ごたえとあっさりとした味わいとなっていました。

東方紅大根ゆかり漬け

「東方紅大根」は長崎の伝統野菜。初めて食べます。みずみずしくシャキシャキした食感でシソの香りとよく合いました。

この他、「赤キャベツの浅漬け」も付いていました。

定食それぞれの味付けは素材のうま味や風味を生かして全体的に控えめ。その分、ゆっくりと噛みしめていただくと「この素材はこんな味だったのか」ということを思い出します。

最近、インスタント食品やラーメンなどパンチのある味付けの食事が多かったので、舌をリセットできました。

本を読む時間が激減してしまったリモートワーク

リモートワークになって圧倒的に読書時間が少なくなってしまった私。これまでは通勤時間が私の大切な「読書時間」でした。

そのせいでうっかり降りる駅を通り過ぎてしまうこともしばしばでしたが・・・。

最近では電車や飛行機で長距離移動する時が唯一の読書時間に。家にいると家事・仕事に追われてなかなか腰を据えて読書する機会が失われいます。

「kenohi」のようにちょっと日常から離れて、1人きりの時間をゆっくり楽しめる空間があるというのはとてもいいものです。

今度は取材のついでに・・・ではなく、お1人様時間を楽しみにおじゃましたいと思います。

平和通り商店街では「つるしびな展示会」を3月3日(日)まで開催中

平和通り商店街では毎年2月の中旬~3月上旬まで、高齢者福祉住宅「コーポ目黒本町」1階で「つるしびな展示会」を開催。手作りのつるしびなと、さまざまなお人形を楽しむことができます。

つるしびな作家の宮本明実さんの協力により、愛らしいお人形が飾られ、華やかな雰囲気に。ちょうど「kenohi」のお向かいとなりますので、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

「kenohi」は老舗パン屋「宝録堂(HOROKUDO)」のお隣です。

【店舗概要】
kenohiRettyページ
営業時間:火曜 10時~18時/水曜~土曜 10時~21時、日曜・月曜休み
住所:東京都目黒区目黒本町4-2-6 宝録堂ビル103

地域ニュースサイト号外NETライター(東京都目黒区)

コピーライターからWebライターへ転身。アロマセラピスト・整体師としても時々活動しています。趣味はカンフー(八卦掌・長拳)と古代史。目黒区の魅力やおもしろいところを発信していきます。取り上げて欲しい目黒の穴場や情報もぜひお寄せください!

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