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【目黒区】あんこがおいしい老舗和菓子屋「蜂の家 自由が丘本店」、お花見のおともや手土産におすすめ

Chikuwa地域ニュースサイト号外NETライター(東京都目黒区)

自由が丘発祥のお店はたくさんありますが、1956年創業の「蜂の家 自由が丘本店」も地元で長く愛され続けてきた老舗の和菓子屋さんの一つです。

「蜂の家 自由が丘本店」
「蜂の家 自由が丘本店」

「蜂の家」の名物といえばやっぱり「まゆ最中」。まゆを象った5色(小倉、胡麻、白つぶし、柚子、黒糖)のひとくち最中は、日本の特産品であった「絹」に戦後復興の思いを託して作られたお菓子なのだそう。

創業当時から作られ続けてきた「まゆ最中」は、一般社団法人めぐろ観光まちづくり協会が設置する選定部会により選定された「めぐろ土産」にも認定されています。

3月は春限定の「春のまゆ最中」を発売中。白と薄紅色の最中の皮に、桜の葉の塩漬けを入れた白のつぶしあんをはさんだものです。

一口で食べられる小ぶりなサイズ。もなかに包まれ、手も汚さないのでお花見のおともにいいですね。

差し入れに大好評だった「蜂の家」の「まめどら焼き」

バレンタイン時期に発売された「まめどら焼き」
バレンタイン時期に発売された「まめどら焼き」

通常のどら焼きだと大きすぎて、1個食べるとお腹いっぱいになってしまいます。でも、「蜂の家」の「まめどら焼き」は手のひらよりも小さいミニサイズで食べやすいのが魅力的。

サークルの仲間がイベントに出演した際にこちらの「まめどら焼き」を差し入れにしました。
女性からはおやつにいろいろなスイーツをつまみたいので嬉しい、男性からはちょっと甘いものが欲しいときに便利、と好評でした。

上の写真はバレンタイン時期のものなので、ハートの焼き印が押されていますが、お雛祭りには桜の焼き印というように季節を感じるちょっとした演出がされています。

「春のまめどら焼き」
「春のまめどら焼き」

現在は、「春のまめどら焼き」として桜の葉の塩漬けを刻みいれた白あんと、十勝産小豆のつぶしあんをはさんだミニサイズのどら焼きを発売中です。

「蜂の家」のあんこはとてもおいしいと地元でも評判ですが、私もこちらのつぶあんが大好きです。

季節の生菓子やいちご大福もおいしい「蜂の家」

上写真は自宅用に季節の生菓子を購入。久しぶりに「蜂の家」の和菓子を楽しみました。

「蜂の家 自由が丘本店」の「いちご大福」

いちごを丸ごと2個挟んだ「いちご大福」
いちごを丸ごと2個挟んだ「いちご大福」

早春の味といえばやっぱり「いちご大福」ですよね。「蜂の家 自由が丘本店」では1月の中旬頃から発売開始になります。

やわらかなお餅に、十勝産小豆のつぶしあんと生クリーム、苺を丸ごと2つ挟んだ食べ応えのある一品。いちごが2個というのはなかなかないのではないでしょうか。

上品かつ、しっかりとした小豆の風味もある。甘さのバランスも良い。このあんこの味はやっぱり「蜂の家」だな、と思っている方も多いようです。

見た目はかなりボリューミーですが、ついついあともう一個と手が伸びてしまうおいしさでした。

「蜂の家 自由が丘本店」の季節の生菓子2種

2月の上生菓子「うぐいす 薯蕷煉切製」「早春 雪平製」
2月の上生菓子「うぐいす 薯蕷煉切製」「早春 雪平製」

季節ごとに変わっていく上生菓子。上写真手前は「うぐいす 薯蕷煉切(じょうよねりきり)製」、奥は「早春 雪平(せっぺい)製」です。

もう1種類「咲き分け きんとん製」は売切れで購入できませんでした。

3月下旬は「芝桜 きんとん製」「花車 煉切製」「春の舞 薯蕷煉切・雪平製」が発売中

季節を感じる生菓子はお抹茶と共に楽しみたい味です。

東京の桜の開花は3月24日(日)と予想されています。自由が丘でも九品仏川緑道沿いに毎年見事な桜の花が咲き、お花見を楽しむ人でいっぱいに。

九品仏川緑道沿いに咲く河津桜(2024年3月撮影)
九品仏川緑道沿いに咲く河津桜(2024年3月撮影)

平日の昼間、ランチタイムやティータイムなら少し余裕があるので、ゆったりとおいしい和菓子をいただきながら、桜の季節をぜひ楽しみたいですね。

【店舗概要】
蜂の家 自由が丘本店
営業時間:月曜~土曜 10時~19時/日曜 10時~18時
住所:東京都目黒区自由が丘2-10-6
問合せ先:03-3717-7367

地域ニュースサイト号外NETライター(東京都目黒区)

コピーライターからWebライターへ転身。アロマセラピスト・整体師としても時々活動しています。趣味はカンフー(八卦掌・長拳)と古代史。目黒区の魅力やおもしろいところを発信していきます。取り上げて欲しい目黒の穴場や情報もぜひお寄せください!

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