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【荒川区】惜しまれながらも閉業した「玉の湯」。現在の様子を見てきました。

ChiMa地域ニュースサイト号外NETライター(東京都荒川区)

東日暮里の「玉の湯」は2021年4月に閉業しました。「玉の湯」は約100年前の大正初期に荒川区尾久に「天徳泉」として開業し、その後、東日暮里に移転しました。東日暮里では「玉の湯」として約70年営業しました。長きにわたり地元の人々、銭湯ファンに親しまれてきた銭湯です。

そのように多くの人々に愛された「玉の湯」でしたが、2022年4月現在は囲いがされ、建物は見えなくなっていました。この場所はいずれマンションが建設されるそうです。そのような折、SNSで「今なら囲いが全て開いていて、懐かしの玉の湯が見れますよ。」という投稿を見ました。そして、4月22日に「玉の湯」に行って来ました。残念ながら、再び囲いがされていました。しかし、この写真では分りにくいのですが、大人2人分ぐらいのスペースが開いていました。幸運にもそのスペースから写真撮影ができました。現在の「玉の湯」の様子をご覧ください。(写真は全て4月22日に撮影しました。)

かつては入口に金で「玉乃湯」と書かれた茶色の木製の看板が掲げられていましたが、現在はありません。暖簾は中に仕舞われています。さみしい気持ちになりますね。

「玉の湯」の前には石畳があります。かつては多くの家族が、この石畳の上を歩き「玉の湯」に入っていきました。その光景が目に浮かび、懐かしい気持ちになります。

「玉の湯」の煙突です。正面からと後方からの両方の写真を撮りました。この辺りは現在マンションが建ち並んでいます。マンションの間からも見える立派な煙突です。いつまでこの煙突が見られるか分かりませんが、「玉の湯」の思い出は皆の心にいつまでも残っているでしょう。

【店舗情報】
玉の湯(閉業)
住所 東京都荒川区東日暮里6-40-20

地域ニュースサイト号外NETライター(東京都荒川区)

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