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【荒川区】昭和の古民家「アフリカ屋」で開催された「アフリカ屋の建築展」が素晴らしかったです!

ChiMa地域ニュースサイト号外NETライター(東京都荒川区)

町屋にある「アフリカ屋」は古い昭和の民家を改装したお店です。アフリカのファブリックや雑貨などを扱っています。

横から見た「アフリカ屋」です。蔦が一面に広がっていて、その姿は時を超越した不思議な魅力があります。

その「アフリカ屋」で2023年3月25日~4月9日まで開催された「アフリカ屋の建築展」が大好評でした。武蔵野美術大学建築学科新4年生有志13名の建築模型作品がアフリカの美しいファブリックや調度品ともに展示されました。

アフリカの店内は色とりどりのファブリックが展示されていて、ここが日本の古い家屋だということを忘れてしまう美しさです。昭和レトロな「アフリカ屋」の家屋をリノベーションした模型が美しいファブリックや調度品とともに展示されました。まるで美術館に来たようでした。

古いものを生かして新しいものに甦らせる。学生達はそれぞれが考える「アフリカ屋」の未来を模型にしました。家族が、友人が、皆が集い明るい笑い声が響く家。それらの模型には未来への希望を表していました。

「アフリカ屋」の2階も展示会場になっていました。昭和の木造住宅を見学できる機会でもありました。古民家の部屋はアフリカの布で彩られています。アフリカの布は日本の着物地に似ているようです。日本の家屋によく合います。まるで美術館のような美しい展示室です。店主の話によるとこの家で8人の家族で暮らしたそうです。家は家族の歴史であり未来へ繋ぐ空間でしょう。

美しいファブリックに上に展示された作品を見ていると、この部屋でご飯を食べて、など楽しい空想が浮かびました。

「アフリカ屋」は都電荒川線沿いにあります。店の前を都電荒川線が走ります。昭和の古民家、建築模型作品、都電荒川線が走る音。過去と未来と現在が交錯する空間で学生達の才能と感性が煌めきました。古い建物が多く残る荒川区をさらに好きになり、古いものを新しく再生させる素晴らしさを感じた「アフリカ屋の建築展」でした。

【店舗情報】
「アフリカ屋」(予約制)
住所 東京都荒川区町屋2-9-8

地域ニュースサイト号外NETライター(東京都荒川区)

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