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【荒川区】惜しまれながら閉業した野崎浴場。解体が進み煙突が残るだけになりました。

ChiMa地域ニュースサイト号外NETライター(東京都荒川区)

2023年3月31日(金)に野崎浴場は多くの人々に惜しまれつつ営業終了しました。こちらの写真は2023年2月に撮影しました。その風格ある建物には多くの銭湯ファン、昭和の建物愛好家が訪れました。建物の撮影をしている人をよく見かけました。

2023年2月撮影
2023年2月撮影

年代を感じる組合員章。親子で野崎浴場に通った地元の人々も多いでしょう。野崎浴場は人々の多くの思い出がある銭湯でした。

2023年2月撮影
2023年2月撮影

そして現在(5月)は解体作業が進んでいます。既に煙突が残るだけと聞き、荒川2丁目に向かいました。昭和の雰囲気が色濃く残るこの地に野崎浴場はありましたが、建物は全て取り壊されていました。

ポカリとあいてしまった空間の奥にある煙突が見えます。かつては多くの家族が野崎浴場に集い明るい笑い声が響いていたでしょう。殺風景になった様子にさびしい気持ちになりました。

長きに渡り煙を吐いていた煙突だけが、そこに野崎浴場があったことを物語っています。今後、この煙突から煙がのぼることはありません。いずれ、この煙突も取り壊されます。野崎浴場があったこの場所はマンションが建設される予定です。

街はゆっくり変わりゆきます。しかし、野崎浴場で過ごした楽しい思い出は私たちの心に残るでしょう。

【銭湯情報】
野崎浴場(2023年3月31日閉業)
住所 東京都荒川区荒川2-59-2

地域ニュースサイト号外NETライター(東京都荒川区)

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