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【荒川区】南千住を闊歩する青い鳥! 野畑常義「リバーサイド マテリアルズ」に行ってきました!

ChiMa地域ニュースサイト号外NETライター(東京都荒川区)

荒川区南千住は多くのアーティストが活躍する町です。かつては町工場が多い地区でしたが、近年、その町工場をリノベーションして作業場やギャラリーに使用するようになりました。今回は野畑常義さんの「リバーサイド マテリアルズ」に行ってきました。

野畑常義「リバーサイド マテリアルズ」
会期 2023年9月16日(土)~10月4日(水)
時間 11時~17時(月曜休廊)
第1会場 Gallery HIROUMI
第2会場 アプリュス 荒川スタジオエントランス

会場は2ヶ所です。先ず、第1会場の「Gallery HIROUMI」に向かいました。「Gallery HIROUMI」は荒川区ゆかりのアーティストを積極的に紹介しているギャラリーです。

白い壁のギャラリーに作品が置かれています。ギャラリーの奥に作品名などが書かれたボードがありました。

こちらは「光る家」という作品です。「ただいま」と言いながら家に入る様子でしょうか。活気ある下町の日常を感じました。

「扇風花」という人の背丈ほどある作品です。見る側の空想を引き立てる作品です。2023年は大変暑い夏でした。風をおこす扇風機が綺麗な花だったら、どんなに素敵でしょう。その暑さも楽しめそうですね。野畑さんの作品は密集した下町の建物や風景、下町の人々等もイメージを形作る重要な素材、モチーフの一部になっているそうです。

そして、第2会場の「アプリュス 荒川スタジオ 」へ。南千住6丁目はまだいくつかの小さな町工場が残っています。「アプリュス 荒川スタジオ」もかつては町工場だったそうです。そのエントランスに作品が見えます。大きな作品のようです。どの様な作品なのかワクワクしながら、エントランスに入りました。

大きな存在感のある作品です。青い鳥と輝く星を掲げた何か。

南千住6丁目を闊歩しているかのようなインパクトがある青い鳥。躍動感のあるエネルギーを感じました。近所に住む小学生はこの青い鳥を「トカゲですか?」と聞いたそうです。足の長いトカゲの見えたのかもしれませんね!

星を掲げたこちらの作品はまだ未完成です。野畑さん自ら新聞や接着剤、重曹等を混ぜ、紙粘土を作り素材にします。木材も使われています。変わりゆく街。継ぎ足され、修復され、あるいは壊され、新しく建てられていき、町は動き続けます。言語を超えた生命のエネルギーがそこにはあり、野畑さんの彫刻に多くのインスピレーションをあたえるそうです。どの様な作品になるか楽しみです。

野畑常義さんの作品をみると気持ち明るくなり元気がわきでるような気持になります。芸術の秋を南千住6丁目で楽しみませんか。

【会場情報】
Gallery HIROUMI
住所 東京都荒川区南千住6丁目25-3
営業時間 11時~17時
定休日 月曜日
アプリュス 荒川スタジオエントランス
住所 東京都荒川区南千住6丁目14-3
営業時間 11時~17時(野畑常義「リバーサイド マテリアルズ」開催期間中のみ)
休業日 月曜日

地域ニュースサイト号外NETライター(東京都荒川区)

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