朝のジョイフル三の輪商店街はまだ開店していない店舗もありますが、通勤、通学などで通行する人々が多いです。近年では外国人ツーリストも多くなりました。都電荒川線沿いにあるジョイフル三の輪商店街は昭和の看板建築が綺麗に保たれているノスタルジーを誘う場所でもあります。

昭和な雰囲気が漂う「立花家」。和菓子やおにぎり、お餅などを提供しています。朝7時30分から営業しているので、朝ごはんやランチ用におにぎりなどを購入するために立ち寄る地元の方が多いです。店主は早朝から厨房で忙しく働き、私達に美味しいものを提供しています。

美味しそうな和菓子、お稲荷さんなどがケースに並んでいます。商品名に英語も記載されています。そして、その商品がどのような食べ物かも日本語、英文で書かれています。店主の方に「英語の説明も書いてあるのですね。」と話しかけました。「向かいに外国人に人気の宿泊所があるので。おにぎりとかご飯ものを買っていきますね。」という返事が返ってきました。

こちらは大福餅です。商品名はひらがなとローマ字表記されています。日本語と英語でどのような食べ物か説明が書かれていて、英語の方では「Please eat by the end of the day」と消費期限がその日中である事を伝えています。

こちらが「立花家」の前にあるゲストハウス「SATO SAN’S Rest（サトウサンズレスト)」です。外国人ツーリストに人気のゲストハウスです。目の前に美味しい日本の食べ物屋があったら、食べてみたくなりますね。英語の説明が書かれていたら、安心して日本の食べ物にトライ出来ます。そして、美味しい食べ物の記憶は旅行の思い出になります。

「立花家」の陳列ケースを見ていたら、あまりにも美味しそうなのでお稲荷さんと海苔巻きを購入しました。

海苔巻きのかんぴょうは柔らかく、江戸前のしっかりした味付けです。お寿司屋で出しているような美味しい海苔巻きです。

お稲荷さんの美味しそうな色のお揚げはジューシーでいくつでも食べられますよ。

ジョイフル三の輪商店街を歩いていると、カメラやスマホで建物などを撮影している外国人ツーリストを見かけます。アーケードの造形、看板建築などの昭和にタイムスリップしたような雰囲気。そして、祭りの際に行われる神輿渡御。そこにある懐かしい日本の情景に外国方々は惹かれるのでしょうか。

撮影スポットして人気なのが、ジョイフル三の街輪商店に隣接する都電荒川線三ノ輪橋停留場です。「関東の駅100選」に選ばれた三ノ輪橋停留場は、昼と夜で表情を変えるノスタルジックな美しい駅です。

私達も「立花家」で美味しいものを買って、ピクニックに行きませんか。荒川区には神社や公園など素敵な所が沢山ありますよ！

【店舗情報】
「立花家」
住所　東京都荒川区南千住1-22-9
営業時間　7時30分～19時30分
定休日　水曜日　1月1・2・3日
電話番号　03-3807-3098