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【荒川区】豊川稲荷で行われた初午祭。地元の味噌おでんややお稲荷さんを食べた楽しい1日でした!

ChiMa地域ニュースサイト号外NETライター(東京都荒川区)

JR南千住駅近くに南千住仲通りはあります。昭和の情緒が残る下町の商店街です。その通りに豊川稲荷はあります。小さな稲荷ですが赤い屋根が存在感があり、今でも地元住民は日常的にお参りをしていきます。

2024年3月3日(日)、南千住仲通りにある豊川稲荷で初午祭が行われました。青空の中、初午マルシェも開催され、大人も子どもも楽しく過ごした2024年の初午祭をリポートします!

初午祭当日、豊川稲荷の扉は開かれ、お供え物がありました。稲荷大神は稲を象徴する農耕の神様でり、現在では五穀豊穣の他、商売繫盛や開運、病気治癒など幅広い意味も込められています。

豊川稲荷敷地内のすみにもかなり古そうな石工の稲荷あります。稲荷大神の使いと言われている狐の石像もあります。狐の好物の油揚げや日本酒などが供えられていました。

14時過ぎ、式典が開始され僧侶の祈禱が始まりました。お線香のよい香りが漂い厳かな雰囲気になります。祈禱の後、一般の方々のお参りが続きました。

お参りを済ませると出口で鈴ノ屋のきなこ棒をもらえましたよ! 南千住に古くからある鈴ノ屋の作るきなこ棒は祖父母・親・子3代にわたり好物という地元の人々は多いのではないでしょうか。

初午祭にともない初午マルシェも開催されました。マルシェではゲームや地元商店が提供する美味しい露店もありました。ゲームコーナーではスマートボールや輪投げなど昔懐かしいゲームがあり、子どもだけでなく大人も楽しく遊ぶ様子が微笑ましかったです。

地元の店が提供した粕汁や肉豆腐など、露店の美味しいものも大好評でした。長年地元の人々に美味しいものを提供している店の食材は安心して美味しく食べられますね。筆者も六幸食品の味噌おでんをいただきました。慣れ親しんだ美味しい味に心が和みます。

稲荷神社といえば、鳥居の両側や境内にキツネが鎮座しています。それは、キツネが稲荷大神のお使いだからです。キツネは秋の収穫のころに里に下りてきて、収穫が終わるころに山に戻っていくことから、農耕を見守っている神聖な動物として考えられてきたのだとか。そのため、初午祭にお稲荷さんを食べる習慣があります。

南千住仲通りの菊本和菓子店で「いなり寿司」を買う人がひっきりなしに訪れていました。

一つ税込み80円の「いなり寿司」は大人気でした。そして、3月3日は雛祭り。さくら餅と道明寺も買い求めていく人が多かったです。これからも、豊川稲荷は地元の人々を優しく見守っていくでしょう。楽しい初午祭でした。

参考リンク・Hugkum

【寺社情報】
豊川稲荷
住所 東京都荒川区南千住5-34-11

【店舗情報】
六幸食品
住所 東京都荒川区南千住2-29-8
営業時間 平日7時~17時・土曜日7時~12時
     (5~9月は雨天日以外は日・日祝も8時~12時まで営業)
定休日 日曜日・祝日
電話番号 03-3801-5075

菊本和菓子店
住所 東京都荒川区南千住5-37-7
営業時間 10時~18時
定休日 月・火曜日(営業日時は都合によって変わる場合があります。)
電話番号 03-3807-7369

地域ニュースサイト号外NETライター(東京都荒川区)

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