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世界初?!カカオで作った醤油で焼きおにぎりしたら超美味しかった話。

チョコレート大事典ケイチョコレートライター

チョコレートの主原料であるカカオ果実の種子…「カカオ豆」。

高級ショコラブームだったり、またスーパーフードとして食生活に取り入れる人が増えるなど、近年、その素材自体に注目が集まっています。

今日ご紹介するのは、なんとそのカカオ豆を使ったお醤油「カカオ醤(ジャン)」。

「なにそれ?」「どんな味?」「どうやって使うの?」「どこで買える?」にお答えします!

「カカオ醤」ってなんなの?という話

「カカオ醤」は、醤油にローストしたカカオを漬け込み、熟成させて作った調味料です。

「カカオに麹菌をつけてカカオ醤油ができるだろうか?」というチャレンジから、実験を繰り返し4年の歳月をかけ誕生。

■昔ながらの木桶仕込みで醤油を作る和歌山「湯浅醤油
■フランスのショコラブランド「エリタージュ
■そして、その2社をつなげたチョコ関連会社「トモエサヴール

…の3社がタッグを組み実現した、世界初?!のカカオ醤油です!

お味は?甘いの?しょっぱいの?

パカッと蓋を開けた瞬間の香りは、まさにチョコレート

口に入れると、ものすごく香ばしい調理味噌のような味わいで、それ単独でも楽しむことが出来ます。

お砂糖を使っているわけではないので、もちろん、チョコレートのように甘くはありません。

今回私がお取り寄せしたペーストタイプ↑の他、そのまますくって食べるのが楽しい粒タイプもあり、こちらはお酒のアテにもいいんだそう。お刺身につけるのもおすすめされています。

こんな風に使うと良いらしい!

まずは、何はなくとも焼きおにぎり
あの有名なチョコレート催事「サロン・デュ・ショコラ」の会場でも提供されたメニューです。

カカオ醤をごはんに混ぜ、焼きあがった後さらにトッピングするという(笑)ダブルスタンバイな焼きおにぎり。鰹節も忘れずに。

また、無塩バターとカカオ醤を2:1で混ぜたものでシーフード(今回はホタテを使用)を炒めるのも美味しいです。

ラップで棒状に丸めて作り置きしておいて、都度必要な分だけカットして使うと便利。
ラップで棒状に丸めて作り置きしておいて、都度必要な分だけカットして使うと便利。

発酵食品好きの日本人、それから近年の健康ブームも手伝って、今後さらに話題になりそうな予感…!

お取り寄せは、トモエサヴールのサイト、もしくは湯浅醤油のサイトからお取り寄せできます。

(いずれも外部サイト)

チョコレートライター

1年で200種類のチョコレートをお取り寄せ、365日毎日チョコ生活のライター。趣味は、ローカルなチョコレートショップ巡り。サロンデュショコラアンバサダー2022&23。「チョコレート大事典」「35-45WOMAN」編集長。潮出版社より『特別講義「ひきこもり大学」』発売中。

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