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お願いがあります。スシローでチョコレートパフェを食べてみて欲しい…「カカオハンターズコラボスイーツ」

チョコレート大事典ケイチョコレートライター

チョコレートファンなら知らない人はいない…というほどの有名人、カカオハンター小方真弓さんによるコロンビアのカカオを主役にしたブランド「カカオハンターズ」が、スシローカフェ部とコラボ!

「数百円でここまでレベルの高いスイーツはなかなかないのでは…」とものすごく感動しましたので、皆様にもぜひ体験していただきたく、詳しくご紹介したいと思います。

「カカオ農園のトロピカルショコラパフェ」食べてみた

コチラが件のパフェ!「カカオ農園のトロピカルショコラパフェ」です。

そのメニュー名通り、カカオの他トロピカルフルーツも植わっているという「カカオ農園」をイメージして作られています。

まず驚くのがチョコレートアイスの美味しさ。

キノコ、栗をイメージするような味わいに、ココナッツミルクのような深みがあります。
そのため、中に配されたココナッツアイスを一緒にいただくとお互いの味がリンクして、さらに深みが増すという仕掛けが…!

酸味を担当するのはマンゴー、パイナップル、パッションフルーツ。

コチラと合わさることで、今度はフルーツとしてのカカオの個性に気づきます。

中央に入れられたスポンジは舌を常温に戻すという企みがありそう。カリカリのフィヤンティーヌは香ばしさの他、食感にアクセントを与えています。

カカオの美味しさと、全体的なバランスの良さがとにかくお見事!

さらにさらに!
カカオハンターズファンならお馴染みのショコラタブレットは最後のお楽しみに。
単独で食べると、改めてそのトロピカル感に気づきます。
(あとに残して、常温になるまで少し待ってからいただくのがおすすめです)

「これがスシローで食べられるなんて…」と深く深く感動しました。

もちろん、もう1つのメニュー「ショコラバナナのアイスブリュレ」も絶品。

パフェよりも濃厚なチョコレートを楽しむことができますので、チョコ好きな方はぜひこちらを。

今回ご紹介するメニューは、2023年10月4日から29日の期間で提供予定です。

改めて「カカオハンターズ」について。

「カカオハンターズ」は2013年にスタートしたコロンビアを拠点とするチョコレートブランド。

冒頭でもご紹介したカカオハンター小方真弓さんと、そして、コーヒーの世界に従事してきたカルロス・ベラスコさんお二人で立ち上げました。

小方さんは、大学にて食物栄養学を学んだ後、チョコレートに関する会社に就職。商品開発や企画を担当する中で、カカオに魅了され現在の仕事に。

カカオが育つ土地でチョコレートを作る

「カカオの木を栽培する人は、それがどんな食品になるのか知らない」

…という話は、チョコレート通の人間ならば一度は聞いたことがある、ちょっと残念なお話。

小方さんには、「美味しいチョコレートを作る」といった目的だけでなく、生産者の生活改善など、エシカルな想いもあるようです。

カカオ見つけて育て、加工し届け、フィードバックまで

「カカオハンターズ」では、カカオを探したり、品質改善のために生産者の皆さんに指導するところから始める、いわば「Tree to Bar」ともいえるチョコレート作りを行っています。

とあるチョコレートイベントにて撮影。小方さんご自身で店頭にいらっしゃることも多いので、その分彼女個人のファンも多い!
とあるチョコレートイベントにて撮影。小方さんご自身で店頭にいらっしゃることも多いので、その分彼女個人のファンも多い!

チョコレートライター

1年で200種類のチョコレートをお取り寄せ、365日毎日チョコ生活のライター。趣味は、ローカルなチョコレートショップ巡り。サロンデュショコラアンバサダー2022&23。「チョコレート大事典」「35-45WOMAN」編集長。潮出版社より『特別講義「ひきこもり大学」』発売中。

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