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【ニセコ】大沼湯の温泉たまご/温泉エネツーリズム!エコな天然ゆでたまご 1個60円♪

伊達千歳地域グルメと観光旅行ライター(札幌市)

皆さまこんにちは、今年は梅雨っぽくて寒いですが、その分夏が長いといいなと祈っている伊達千歳です。

大沼湯に行った時、湯けむりを浴びる他にもう一つの楽しみにしていることは「温泉たまご」。

登別の地獄谷をはじめ、こういう温泉地には、温泉熱を利用したゆで卵をあちこちで見かけますね。

もちろん、ニセコの大沼湯にもございましてよ。

【ニセコ】大沼湯の温泉たまご/温泉エネルギーのおすそわけ

こちらで茹でてます
こちらで茹でてます

源泉の平均温度が70度もある大沼湯。

それを利用して、隣接する「交流促進センター雪秩父」では、大沼湯の温度を利用してつくった温泉卵を売店で販売してます。

大沼湯は「雪秩父」のすぐ後ろにあります
大沼湯は「雪秩父」のすぐ後ろにあります

雪秩父(ゆきちちぶ)というちょっと珍しい名前は、青年将校時代の秩父宮様が、1928(昭和3)年、スキーのためこの地を訪れたことに由来してます。

ニトヌプリを望む露天風呂がある町営の日帰り入浴施設で、2015年にリニューアル。

大沼湯を散策するための駐車場は、この「交流促進センター雪秩父」と同じ駐車場を利用しているので、建物はすぐにわかります。

5個入の場合は新聞でつくった手提げ袋でまとめ買い
5個入の場合は新聞でつくった手提げ袋でまとめ買い

中には食堂と売店があり、温泉に入らなくても利用可能。

靴を脱いで奥に進むと売店があり、お米や漬物など地元の特産品や、おにぎりなどの軽食も買えますよ。

ここで大沼湯の熱で茹でられた、温泉たまご(1個60円)が売ってます!

5個まとめて持ち運び!
5個まとめて持ち運び!

バラでも売ってますが、5個セット(300円)で購入すると、新聞紙で作った手提げ袋に入れてもらえます!

すごく丁寧に作られていて、雪秩父のスタッフのお姉さま方の工夫力にびっくり。

ドライブ途中なら、カラ入れやゴミ入れにもなってそのまま捨てられるので、無駄がありません。エコだわ~。

お塩つき!
お塩つき!

少し硫黄のにおいがするかたゆで卵で、塩を添えて売られているのが特徴。

温泉の成分がカラに付着して、茶色っぽくなってます。

カンタンに剥ける!
カンタンに剥ける!

意外にも、卵のカラは簡単にするするとむけました。

ドライブ中に小腹がすいた時に、ストレスなくお腹が満たせますね。

やわらかくておいしい!
やわらかくておいしい!

かたゆでではありますが、白身はやわらかく、おいしくいただきました。

カラさえ剥けば片手で食べられるエコで地熱パワーがそのまま乗った温泉たまごを、ぜひ召し上がれ!

【ニセコ】大沼湯の温泉たまご/目指せ温泉たまごエネツーリズム

温泉熱を利用した観光コンテンツを温泉エネツーリズムというそうですが、温泉たまごはその代表たるもの。

他の温泉地では、観光客が卵を買って自分で源泉に入れて、温泉たまご作りを楽しめるところもあるそうです。

最近は体験型観光がブームですから、観光客が自分で卵をゆでて食べる体験メニューなどがあるといいなあ、などと思ってます。

蘭越交流センター雪秩父
  北海道磯谷郡蘭越町字湯里680-2(地図はこちら
  利用可能時間:10:00~19:00

地域グルメと観光旅行ライター(札幌市)

おいしいものと新しいことが大好きなサラリーウーマンです。コロナで試され続けている北の大地のお店や人を応援するため、たくさんの話題スポットをご紹介します。

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