京都駅ナカで見つけた、7月の京都らしい和菓子のお土産
七月に入ると、京都では祇園祭の祭事が次々と行われます。今年三年ぶりとなる山鉾巡行に向け、先日も山鉾建てがはじまったばかり。京都の和菓子屋さんでも、この時期は祇園祭にちなんだお菓子が多くみられます。
祇園祭を楽しみながら、近くの和菓子屋さんにふらっと立ち寄り、この時期ならではのお菓子を頂くのも楽しいものです。
今回ご紹介する、京都の鶴屋長生さんの山鉾巡行餅765円(税込)も、祇園祭にちなんだお菓子の一つ。お菓子は長刀鉾の描かれた山吹色の袋に入っています。
こちらは三個入りのもの。他に五個入り1、275円(税込)と十個入り2,873円(税込)があり、十個入りは箱入りでした。
袋からお菓子を取り出すと、調布生地の和菓子が現れます。上面には八坂神社の御神紋がほどこされています。
中には厚みのある求肥が挟まっていました。このお餅、まるで作り立てのように驚くほど柔らかいです。
調布生地は求肥を挟んでから折りたたまれており、山鉾の屋根の形を表しています。生地は京特産の白味噌入り、ひとつひとつ焼き上げた特製調布なのだそう。
お菓子を割ってみると、求肥がよく伸びます。柚子入り求肥のため、口に入れると柚子のほのかな香りが口の中に広がりました。
柔らかい柚子風味の求肥が特徴の山鉾巡行餅、駅ナカでも手軽に購入できるので、お土産の買い忘れの際にも重宝しそうです。
今回ご紹介したお店とお菓子
鶴屋長生
山鉾巡行餅三個入 765円(税込)