手軽に買えて楽しめる一口和菓子のおやつ、今回ご紹介するのは富山県にある和菓子屋、引網香月堂さんのつくる越中名物、家持（やかもち）まんじゅうです。

趣のある包みに入った家持まんじゅう。名前の由来は万葉集の代表的歌人、大伴家持公から。国守として５年間越中に赴任された大伴家持公が、多くの優れた歌を詠んだご縁にちなんで作られたのだそう。

原材料はこのようになっていました。余計なものが入っていないのが嬉しいですよね。

竹皮を開くと密封されたお饅頭が６個現れます。

一つ取り出してみます。焼印が押された黒糖まんじゅうが現れます。

お饅頭を割ってみます。

中からこしあんと白あんが現れました。意図してこの形になっているわけではなさそうですが、ちょうど白あんが涙型になっていてキスチョコのようです。

お饅頭は黒糖の風味がほのかに香り、中のこしあんと白あんの合わさったコクが独特の風味。トースターやレンジで温めても美味しいとの説明があった為、それぞれ温めてみました。

左がトースター、右がレンジで温めたものです。トースターで温めたものは、カリッとした食感の皮と香ばしさが楽しめ、レンジで温めた方は出来立てのようなふわふわ食感が楽しめました。

また、少し塩を付けて食べるのも合いましたよ。

大伴家持公にちなんだ家持まんじゅうは、富山県にある引網香月堂さんの各店舗で購入ができるほか、公式オンラインショップでもお取り寄せが可能（現在は品切れ中）です。また、引網香月堂さんのお菓子は、日本橋高島屋の銘菓百選コーナーや新宿高島屋の銘菓百選コーナー、日本橋とやま館でも販売されることがありそうなので、お近くの方はチェックしてみてくださいね。

大阪難波にある大阪タカシマヤ地下１階銘菓百選でも見かけましたので、関西にお住まいの方はお買い物ついでにいかがでしょうか。

ショート動画（３１秒）でお菓子の質感を撮っています。購入される際のご参考にどうぞ。

ご紹介したお店とお菓子
引網香月堂
家持まんじゅう　６個入　７０１円（税込）