お取り寄せ可。青紫蘇に包まれた求肥と梅の香りが楽しめる東北の銘菓
青果売り場に青梅や赤紫蘇が並ぶ季節。よく冷やした梅酒や梅ジュースを楽しむ方も多いのではないでしょうか。
今回ご紹介するのは、梅の爽やかな香りが楽しめる松栄堂さんの岩手銘菓「献上 田むらの梅」です。
「献上 田むらの梅」と大きく書かれた包みは、梅が描かれ紅白の色合いが祝い菓子としても良さそうです。
原材料は下の通り。
シンプルな白い箱を開けると、リーフレットが入っており、田むらの梅が誕生した背景や菓銘の由来などが詳しく記されていました。
こちらは6個入り。他にも8個、12個、20個入りがあります。
お菓子を一つ取り出してみました。風味を損なわないよう、一つずつ密封されています。
お菓子を取り出してみます。美しい五角形のお菓子が現れます。
五角形にしているのは、五弁の梅花をイメージしてとのこと。一粒ずつ手包みされています。裏返すと折りたたまれた青紫蘇の葉先が見られます。
お菓子を手に持つと、青紫蘇を通して求肥の柔らかさが伝わってきました。餡入りの柔らかい求肥を、一枚の薄い青紫蘇で五角形に手包みしているというのだから、その技術に驚かされます。
田むらの梅をナイフでカットしてみました。柔らかくみずみずしい求肥と、とろりとした滑らかな梅あんが現れます。
田むらの梅は、身土不二を形にしたお菓子で、梅の実は地元の農家さんや千厩町の梅の里で作られたものを使用し、もち米は地元、岩手県一関産または平泉産の黄金餅、そして青紫蘇も一関産を中心に国産原料を使用しているのだそう。
田むらの梅にはこの「献上」田むらの梅の他に「伝承」田むらの梅があり、伝承の方が昔ながらのタイプ。伝承は青紫蘇の周りにグラニュー糖をまぶした少し甘めのお菓子です。通販では手に入らないのですが、松栄堂さんの店舗では購入できますよ。
美しく包まれた爽やかな香りの田むらの梅、新茶や冷茶のおともにいかがでしょうか。
ショート動画(35秒)でお菓子の質感を撮っています。購入される際のご参考にどうぞ。
今回ご紹介したお店とお菓子
松栄堂
献上 田むらの梅 6個入 1,296円(税込)