手軽に買えて楽しめる和菓子のシリーズ、今回ご紹介するのは京都の老舗和菓子屋、老松さんのつくる「葛ながし　北野の梅」です。

京都の最も歴史の古い花街、上七軒で創業した老松さん、本店近くの北野天満宮に縁のあるお菓子も作られています。今回ご紹介する葛ながし北野の梅も北野天満宮梅苑の梅を使用したこの季節ならではのお菓子です。

葛ながしは北野の梅の他に、波照間産黒糖を使った黒糖味があります。

葛ながし　北野の梅の原材料はこちら。

開ける前に箱ごと冷蔵庫で少し冷やしておきます。容器を取り出すと箱底が二重になっていました。

箱底を開けると突き出し棒と梅蜜が入っています。

ところてん突きのような形のプラ容器に入った葛切りは、押し出す楽しさもあり夏の贈り物に喜ばれそうです。

筒状容器の両側のフィルムを剥がし、突き出し棒を添えます。

最初は少し力が要りますが、途中からはつるんと葛切りが押し出されます。

付属の梅蜜をかけます。蜜を掛けると、梅の香りが広がります。

葛きりと蜜を箸で軽く混ぜ、冷たいうちにいただきます。

梅の自然な香りと、のど越しのよい葛切りがさっぱりとしています。甘さは控えめで上品なお味。梅酒や蜂蜜を使用しているので、１歳未満のお子さん（蜂蜜）やお酒に弱い方には注意が必要ですが、暑さで食欲のなくなる季節に嬉しい涼菓です。

葛ながし北野の梅は、老松さんの店舗だけでなく公式サイトからもお取り寄せが可能です（お取り寄せの場合は３個入りからになります）。

今回は、大阪にある阪急うめだ本店の地下１階、日本の銘菓撰で購入しました。大阪にお住まいの方やお近くの方は、大阪梅田でのお買い物ついでにいかがでしょうか。

ショート動画（５２秒）でお菓子の質感を撮っています。購入される際のご参考にどうぞ。

今回ご紹介したお店とお菓子
老松
葛ながし　北野の梅　540円（税込）