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お取り寄せ可。カステラとあんこが美味しいまんまるの佐賀銘菓「大原松露饅頭」

decocookie和菓子研究家

手軽に買えて楽しめる和菓子のシリーズ、今回ご紹介するのは佐賀県にある和菓子屋、大原老舗さんの代表銘菓、大原松露饅頭(おおはらしょうろまんじゅう)です。

大原老舗の大原松露饅頭、包装紙
大原老舗の大原松露饅頭、包装紙

佐賀県唐津市を代表する和菓子である松露饅頭。大原松露饅頭は、手触りのよい包装紙に包まれています。

原材料はこのようになっていました。

大原老舗の大原松露饅頭 原材料
大原老舗の大原松露饅頭 原材料

包装紙を開くと唐津くんちが描かれた華やかな箱が現れます。

華やかな大原老舗、大原松露饅頭の箱
華やかな大原老舗、大原松露饅頭の箱

唐津くんちは、毎年11月2、3、4日に催される唐津神社の秋季例大祭。荘厳華麗な14台の曳山(やま)が城下町を巡行します。箱に描かれている赤い龍は「飛龍」で、唐津神祭行列図襖絵の一部が用いられています。

唐津くんちの飛龍が描かれた大原老舗の大原松露饅頭の箱
唐津くんちの飛龍が描かれた大原老舗の大原松露饅頭の箱

箱のデザインはお菓子の個数や詰め合わせの内容によって異なり、それぞれ唐津神祭行列図の別の一部を使用したものが用いられていました(唐津くんち以外の箱もあります)。

箱を開けると大原松露饅頭のリーフレットなどが入っています。

大原老舗の大原松露饅頭、華やかな箱を開けてみる
大原老舗の大原松露饅頭、華やかな箱を開けてみる

お饅頭は密閉されていました。こちらは10個入りです。

大原老舗の大原松露饅頭 10個入
大原老舗の大原松露饅頭 10個入

お饅頭を一つ取り出してみます。包み紙には松の葉が描かれています。短枝が赤いので、どこかクリスマスのような雰囲気です。

どこかクリスマスっぽい色合いの大原老舗の大原松露饅頭
どこかクリスマスっぽい色合いの大原老舗の大原松露饅頭

包み紙を開けるとコロンとした丸いお饅頭が現れます。お饅頭は一つずつ手焼きしているのだそう。

一つずつ手焼きという大原老舗の大原松露饅頭
一つずつ手焼きという大原老舗の大原松露饅頭

菓銘に使われている松露は、松林などで採れる希少な丸いキノコのこと。白または茶色で和製トリュフとも呼ばれていますが、トリュフとは別物です。

お饅頭を割ってみます。

あんこがたっぷり入った大原老舗の大原松露饅頭
あんこがたっぷり入った大原老舗の大原松露饅頭

薄めの皮にたっぷりのこしあんが詰まっていました。こしあんは北海道産の小豆を使用したあんで、きめ細かな食感。お饅頭には弾力があります。カステラ生地に使用される卵は、放し飼いされている地鶏が産んだもの。はちみつの香りが程よく、甘さも控えめなので、あっという間に食べられてしまいます。お茶にも珈琲にも合いそうでした。

唐津らしさが詰まった大原老舗さんの大原松露饅頭は、佐賀の大原老舗さんのお店で購入できるほか、公式オンラインショップからもお取り寄せが可能です。今回は大阪難波にある大阪タカシマヤ地下1階銘菓百選で購入しました。

ショート動画(33秒)でお菓子の質感を撮っています。購入される際のご参考にどうぞ。

今回ご紹介したお店とお菓子
大原老舗
大原松露饅頭 10個入 1,188円(税込)

和菓子研究家

YouTubeにて日本のお菓子と菓子作りを海外に紹介する菓子専門チャンネル「decocookie channel」を運営。伝統的な日本の菓子づくりだけでなく、今現在、海外で人気のある日本の菓子や知育菓子まで、幅広い日本の菓子を紹介しています。Yahooでは、奥深い和菓子を様々な角度からご紹介できればと思っています。

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