赤福の朔日餅 今年から内容が変更になった7月の涼菓「笹わらび餅」
毎月1日にその季節に合う和菓子を販売している、三重県伊勢市の赤福さんの朔日餅(ついたちもち)。
今年から7月の朔日餅の内容に変更がありましたので、前月に予約をし購入してみました。朔日餅は三重県の伊勢市にある赤福の店舗だけでなく、三重、愛知、大阪、兵庫、京都の一部百貨店でも予約ができます。
朔日餅には、小箱、大箱、化粧箱、本店などの一部店舗で頂ける「お召し上がり2個入り」があります。こちらは化粧箱入り1,800円(税込)です。
化粧箱入りの朔日餅の掛紙は版画家の徳力富吉郎氏の作品。蛙の鳴く声の中、川の瀬に笹舟を浮かべ、蛍の光を追いかける…夏の思い出が浮かんでくるような情緒あふれる色合い(公式サイトより)で7月の風物詩、七夕を表現しているのだそう。
掛紙を外すと涼しげな籠が現れます。
蓋を開けると、笹わらび餅の説明と季節らしい菓子切が入っていました。
箱の裏側には七夕の短冊が貼ってありました。朔日餅が販売された7月1日に短冊が入っているのは嬉しいものです。
短冊を裏返すと星形の飾りがついています。「皆様の願いが叶いますように 七夕」と書いてありました。縁起が良さそうなので袋のまま栞にするのも良さそうです。
笹わらび餅は袋に包まれており、開けると笹の葉の香りが広がります。
一つ取り出してみました。笹の葉に包まれたまんまるのわらび餅が顔を出しています。
笹の葉を広げるとこのようになっていました。
付属の菓子切で笹わらび餅をカットしてみます。生地はもっちりとして弾力がありました。
中はさっぱりとしたこしあん。笹の香りがほのかに移った生地と合わさり、みずみずしく清涼感がありました。
この7月の朔日餅は今年変更になったばかり。これまでは「竹流し」という竹筒に入った水ようかんでした。
7月らしい涼しげな朔日餅「笹わらび餅」。興味のある方はぜひ来年のこの時期に召し上がってみてくださいね。
動画でも赤福さんの朔日餅全種類(すべて化粧箱版)をご紹介しています。前回までの「竹流し」と特別版竹流し、そして今年からの「笹わらび餅」もご紹介しています。質感などのご参考にどうぞ。
今回ご紹介したお店とお菓子
赤福
朔日餅 化粧箱(9個入) 1,800円(税込)
その他 小箱(6個入)900円、大箱(10個入)1,500円。
予約は前月1日から直営店店頭にて受付。7月(2024年)の朔日餅をお求めの場合は、来年(2024年)の6月1日以降、早めに(予定数に達し次第予約終了となるため)予約する必要があります。
販売地域は、三重県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県です。詳しい予約方法、取り扱い百貨店の情報等は赤福さんの公式サイトでご確認ください。