小春日和の穏やかな天気がつづくなか、まだ残る紅葉や柔らかい陽光とともに、温かいお茶や珈琲がいっそう美味しく感じられる季節になりました。

今回ご紹介するお菓子も、温かいお茶や珈琲によく合いそうな和菓子。香川県にあるくつわ堂さんの讃岐の松の餅です。

こちらは１２個入り。瓦煎餅で有名なくつわ堂さんらしい包装紙に包まれています。包みを開けると中箱はこのようなデザインになっていました。

上蓋を開けるとお店のリーフレットと共に讃岐の松の餅が現れます。

一つ取り出してみます。松が描かれた半透明のパッケージから中のお菓子が透けて見えます。松の後ろに大きな満月があるようにも見えます。

原材料等は下の通り。

パッケージから讃岐の松の餅を取り出してみます。生地は柔らかくてしっとりしているのでパッケージにくっついて出しずらい質感。

取り出してみると、香ばしい生地の香りがふわっと広がります。生地には「小豆島産丸大豆醤油」が使用されているのですが、食べる前の印象では醤油というより麹のようなまろやかな香りを感じました。

讃岐の松の餅は程よい焼き色がついたお饅頭タイプの焼き菓子です。つるっとしていない表面がなんとも趣があります。裏面はしっかり焼き色がついていました。

生地は柔らかく、指先で軽く押すだけで形を変える感触です。

讃岐の松の餅を手で割ってみます。もっちりとした生地なので伸びるようにして切れました。

中は真っ黒いあん。こちらは當ごま（あたりごま）という滑らかな練り胡麻を使用したこしあんです。

ナイフでカットした讃岐の松の餅の断面はこちら。

頂いてみると、もっちりとした食感の生地から醤油のこくと香りが口の中に広がり、少し遅れて濃い黒胡麻風味のなめらかなあんが合わさります。風味豊かな生地とあんが絶妙な美味しさです。温かい珈琲やお茶と良く合い、深みのある飽きの来ない味なので、何個でも食べられてしまいそうです。

讃岐の松の餅は香川にあるくつわ堂さんの店舗で購入ができる他、公式サイトからお取り寄せが可能です。お取り寄せの場合は１２個入りからでした。香りのよい生地とこくのある胡麻あん、寒い季節のお茶菓子や贈り物にいかがですか。

ショート動画（３３秒）でお菓子の質感を撮っています。購入される際のご参考にどうぞ。

今回ご紹介したお店とお菓子
くつわ堂
讃岐の松の餅　１２個入り　１，８７９円（税込）