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出雲縁結び空港近くで買える縁起和菓子

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和菓子研究家

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今回は島根県、出雲縁結び空港近くで購入できる和菓子を三つご紹介しました。出雲縁結び空港は、出雲大社(いずもおおやしろ)に行く際、利用される方の多い空港です。

縁結びの神様として有名な出雲大社ですが、毎年旧暦十月(11~12月)になると、八百万の神様がお集まりになり、神謀り(かむはかり)という、縁結びの会議が行われるそうです。

旧暦十月は、神無月(かんなづき)と呼ばれますが、それは各地にいらっしゃる神様が一部の神様を残し、その会議の為に出雲に行ってしまわれるからとのこと。

一方出雲では毎年、この期間を神在月(かみありづき)と呼び、全国からいらした神々をお迎えしおもてなす、神迎(かみむかえ)神事や神迎祭、また神在祭(かみありまつり)などが盛大に行われています。今年2019年は11月6日(水)から11月13日(水)まで行われるとのこと。

出雲はまた、最近よく話題にのぼる、皇位継承の際受け継がれる三種の神器のうちの一つ、八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)の産地でもあります。

動画最初にご紹介した彩雲堂(さいうんどう)さんの和菓子"願ひ菓子"は、その出雲式勾玉の形をした和菓子です。コロンと可愛らしいフォルムは和三盆の干菓子。口に入れると優しく溶け、お茶だけでなく珈琲や紅茶にも合う優しい甘みのお菓子です。

色合いに合わせた味は、いちご、ココア、柚子、抹茶、和三盆の五種類。贈り物としても、老若男女問わず喜ばれそうな縁起和菓子でした。

続いては、桂月堂(けいげつどう)さんの季節限定の和菓子、"桜だより"をご紹介しています。

お正月の花びら餅と桜餅との中間にあるような、華やかで可愛らしい和菓子は外郎(ういろう)製。中のあんはピンクに色付けされた桜あんです。型抜きし、折りたたまれた外郎生地は花びらが二重になり、八重桜を思わせます。

普段は、小豆の風味が美味しい薄小倉(うすおぐら)などが有名な桂月堂さんですが、桜の季節に出雲を訪れた際は、花見のお供にぜひ召し上がってみて下さいね。

最後にご紹介しました三英堂(さんえいどう)さんの和菓子、不昧公三大銘菓(ふまいこうさんだいめいか)は、第七代松江藩主、不昧流茶道茶祖である不昧公によって命名されたお菓子の詰め合わせ。

鮮やかな色合いが菜の花を思わせる"菜種の里"は、春の菜畑を蝶が飛び交う様子を表現した、打ち物のお茶席菓子です。地元産の寒梅粉と独自のしとり(粉をしっとりさせるシロップのようなもの)を合わせた落雁に、白い炒り玄米が映えます。

山川は紅白の落雁、一見するとおめでたい正月菓子のようですが、不昧公の読んだ「散るは浮き 散らぬは沈む もみじ葉の 影は高雄の山川の水」という歌より命名された紅葉と水を表す和菓子です。この詰め合わせではカットされたものが入っていますが、通常は紅白の落雁を手で割って頂きます。

最後の若草は、その名の通り春の若草を表した柔らかい求肥のお菓子。何も知らず手に取ると、見た目と感触の違いに驚きます。

この不昧公に関連する和菓子は、三英堂さん以外にも販売しているお店があります。ご紹介した三種の和菓子詰め合わせは三英堂さんのみの販売ですが、若草は彩雲堂さんや桂月堂さんでも販売しています。

また、不昧公にちなんだお菓子を販売する和菓子屋さんもありますので、出雲にご旅行の際にはぜひ、周辺の和菓子屋さんにも足を運んでみて下さいね。

今回ご紹介したお店

彩雲堂(さいうんどう)
https://saiundo.co.jp/

桂月堂(けいげつどう)
https://www.keigetsudo.jp/

三英堂(さんえいどう)
http://www.saneido.jp/

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