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十月の伊勢赤福の朔日餅(ついたちもち)は、秋の実りを感じさせる栗餅

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和菓子研究家

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今月も赤福の朔日餅(ついたちもち)を動画でご紹介しました。十月は実りの秋らしい栗餅です。

朔日餅は毎年同じ内容のものが出される事が多いのですが、今年の栗餅は珍しくリニューアルしたのだそう。

包装紙はこれまでと同じ、伊勢千代紙が使われており、今月の絵柄は、版画家の徳力富吉郎氏が描く、秋の山の実りを表す絵柄でした。

包装紙に包まれた箱を開けると中から、いかにも栗が入っていそうな竹の籠と包装紙の絵柄が目を引きます。デパート等で売っている、ちょっと高級な栗を買ったようでした。

お餅は、もち米の粒と食感が残るお餅。中の栗あんは甘めで、たっぷりと入っており、もち米の間から顔をのぞかせています。

上に乗った栗の甘露煮は、コロンと可愛らしくつやつやしていて、昨年までの角切り栗羊羹より、お得感がありました。

甘い栗ともち米が、秋の豊かな実りの有難さを感じさせてくれる、縁起のよさそうな今月の朔日餅でした。

朔日餅(ついたちもち)とは

伊勢では毎月一日の早朝、伊勢神宮にお参りする「朔日参り」があります。一か月を無事に過ごせたことに感謝し、新しい月の無事を祈願するというものです。その朔日参りに来た参拝客をおもてなしするため作られ始めたというのが、赤福さんの「朔日餅」。行列が出来る事でも有名です。

朔日餅は一月以外の毎月発売されており、月によって内容が異なり、その季節に合った和菓子が販売されます。動画でご紹介しているのは、化粧箱入りのご贈答用のものですが、小箱、大箱というものも販売されています。来月はゑびす餅とのことでした。

今回ご紹介したお店

赤福
http://www.akafuku.co.jp/

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