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舞妓さんの福袋、京都祇園の福玉を開けてみました

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和菓子研究家

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新年あけましておめでとうございます。今年も宜しくお願い致します。

今回は、京都祇園で毎年十二月中旬になると売り始める、福玉という縁起物を動画でご紹介しています。

福玉は、京都祇園のいくつかのお店で、季節になると売り出されます。カラフルな紅白の玉がお店に吊られている姿はとても風情があります。

京都の芸妓さんや舞妓さんのお年玉とも言われており、贔屓のお客さんやお世話になっているお茶屋さんから頂いて、年が明けると福玉を開き、入っているものによって、その年を占って楽しむのだそう。お年玉というより、舞妓さんの福袋とも言えそうです。

中に入っているのは、販売しているお店によって異なりますが、今回ご紹介した切通し進々堂さんの福玉には、縁起物が入っています。サイズは、三種類でそれぞれ値段が異なりました。

動画でご紹介しているのは、一番大きなサイズの七寸。心を躍らせながら開くと、可愛らしい白ネズミのちりめん細工と、勇ましい中国の神様、鍾馗(しょうき)の木彫り人形が。端午の節句などで見かける事もある、厄除けとしての御利益がある神様なのだそう。

ちなみに、一番小さいサイズも購入してみたのですが、こちらには福倉という蔵の中に金色の恵比須様と大黒天様が入っている小さい焼き物と、鈴を持った白ねずみのちりめん細工が入っていました。

様々な種類の縁起物が入っている切通し進々堂さんの福玉ですが、薄めの餅皮で出来ている為、発送などはできません。購入する場合は、予約をしてお店に取りに行くか、売り始めた頃にお店に直接買いに行きます。

お店へ行ったら、舞妓さん御用達と言われる喫茶店でお茶を楽しんだり、カラフルで可愛らしいゼリーも召し上がってみて下さいね。

割り終わった餅皮は軽く炙り、雑煮やぜんざいなどに入れると、お餅として楽しむことができます。

冬の祇園の風物詩「福玉」のご紹介でした。

音源提供:Nash Music Library

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