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ひんやり美味しい吉野本葛で作るくずきり 季節の和菓子の作り方

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和菓子研究家

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暦の上では、既に立秋を迎えたにもかかわらず、各地で記録的な暑さが伝えられる今日、素麺など冷たい食べ物に助けられている方も多いのではないでしょうか。

和菓子屋さんにも、あんみつやくずきり、水ようかんや水まんじゅうなどの夏らしい冷菓が並んでいます。食欲のなくなる季節だからこそ、体調を崩す前に、冷たい和菓子でも召し上がってくださいね。

今回は、吉野本葛を用いて自宅で作るくずきりを動画でご紹介しています。吉野本葛は、葛澱粉が100パーセント入っている高級な葛粉。同じ本葛でも、市販されている本葛の中には、他の澱粉が含まれているものもあるので、購入する際は、裏の原材料を確認してくださいね。

葛を切るという名前通りのくずきり、特に作りたては、もちもちでとても美味しいです。葛独特の香りや苦みを際立たせてみたいという方は、使用する水に、こだわってみるのも面白いかもしれません。

それでは材料と作り方です

材料(大きさ8かける16センチ 寒天型)

黒蜜(黒糖70グラム、水70CC、水あめ 小さじ1)

くずきり(吉野本葛 30グラム、水70CC)

まず、黒蜜を作っておきます。黒糖を小鍋に入れ、水と水あめを入れて中火にかけます。沸騰したら灰汁を取り、弱火にして、少しとろみがつくまで煮詰めます。

火からおろして、かき混ぜながら鍋ごと冷やしたら完成です。

続いて、くずきり作りに入ります。

ボウルに吉野本葛と水を入れ、よく溶きます。溶いて少し置くとあっという間に粉が沈殿してしまうので、注意してください。

茶こしを使って型に流し込んだら、トングなどを使って、熱湯の上で揺らしながら湯煎します。

表面が固まったら、湯の中に入れ、透明になるまで茹でます。

葛が透明になったら湯から取り出し、冷水に浸けます。型が冷めたら、葛を型から剥がします。

よく濡らしたまな板と包丁で葛を切ります。

切った葛を器に盛り、冷水をかけたら出来上がりです。

自家製の黒蜜でシンプルに頂くのも、フルーツと一緒に白蜜でいただくのも、この季節にはピッタリです。

奈良県の吉野では、吉野本葛の本場らしく、吉野本葛を使ったくずきり体験をさせてくれる和菓子屋さんがあります。コロナが少し落ち着いた頃に奈良旅行を計画されている方は、吉野まで足を延ばして、くずきり作り体験と共に、出来立ての本場のくずきりを味わってみるのはいかがでしょうか。

■調理をする前に
動画では、見やすいように素手で作業していますが、ご自宅で行う和菓子作りは、感染症予防のため、調理用手袋をすることをお勧めしています。

音源提供:Nash Music Library

■参考情報/Yahoo!ショッピング
吉野本葛 100グラム
https://bit.ly/3ix3MNV

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